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知り合い検索に関する調査

あなたの名前は検索されています―6割以上が身近な人をWeb検索

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gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査

仕事などで初対面の人と会うとき、まずはWebで検索して情報収集という人もいるのではないだろうか。今ならmixiなどのソーシャルネットワーキングサービスも有効かもしれない。Web上で人を探すことが以前より格段にたやすくなった印象がある。2年前の調査では、1割強が「職場の同僚/上司/部下」について検索していたが、さて現在はどうだろう。

インターネットコムとgooリサーチが行った調査によると、62.31%が自分の身近な人物を検索しており、職場の同僚を検索する動機には「過去の職歴・業績を調べるため」といったものも見られた。自分の名前が誰かに検索されていたら――、想像すると「気分が悪い」という人も多かった。

調査対象は20代から50代のインターネットユーザー1,088人。男女比は男性43.66%、女性56.34%、年齢別は20代21.78%、30代41.54%、40代25.18%、50代11.49%。

まずは全体1,088人に、自分の名前でWeb検索した経験があるか聞いてみたところ、「検索したことがある」と回答した人はなんと64.25%(699人)にも上る。そのうち44.92%(314人)は「正確に自分の情報がヒットした」という。

検索の動機としては、「どのような検索結果が出るか気になったから」「どれくらい検索結果が出るかきになったから」などが挙げられた。

自分自身を検索したら、次はもちろん身の回りの人間である。「友人や知人」「隣人やその家族」「職場の同僚・上司・部下」などの情報を検索したことがあるか尋ねた(複数回答)。

それによると、最も多くの人に検索されているのは「友人や知人」(494人)、続いて「恋人・好きな人」(206人)、「職場の同僚・上司・部下」(200人)の順となった。そのほか、「隣人やその家族」「学校の教師」「病院の先生」「仕事の取引先やセミナーで会った人」などがいずれも100人強となった。

一方で「検索したことがない」と回答した人は1,088人中410人。残りの678人、つまり全体の62.31%が自分の身近な人物を検索していることになる。

このような検索を行う理由を検索対象ごとに聞いてみたところ、友人・知人でも職場の人間でも、検索の動機は「どれくらい検索結果が出るか気になったから」がトップ。特徴的なのは、仕事がらみの職場の人間に対しては、「過去の職歴・業績を調べるため」(53人)、「社外での活動が気になったから」(40人)といったものが目立ったことだろうか。

最近、mixiなどで自分の個人情報を公開しすぎてトラブルに発展するケースが増えている。もちろんやましいことがなければ何も問題はないのだが、Web上のサービスを利用する際は、誰かが検索してその情報にたどり着くであろうことを常に頭の片隅に置きながら行動すべきかもしれない。それは招待制SNSでも同じことだ。Web上での自らの個人情報の露出加減――それも一つのネットリテラシーである。

ちなみに、「自分の名前が誰かに検索されていたらどう感じますか」と質問したところ、「気分が悪い」(47.33%)が「うれしい」(6.43%)を大きく上回った。一方で「特に気にならない」という人も多く46.23%。いずれにせよ、「うれしい」と感じる人が非常に少ない以上、身近な誰かの名前を検索して情報を得たとしても、それを当人に知らせるのは避けた方が良さそうだ。

<調査概要>

  • 実施期間: 2006/12/08~2006/12/09
  • 有効回答数: 1,088

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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