
gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査
この「モバイルリサーチ with goo」では、goo リサーチと japan.internet.com が共同で、携帯電話を活用したリアルタイムアンケートを定期的に行い、その結果を発表している。
今回は第54回に続き、「モバイル広告」について質問を行った。
■ 携帯電話でのワード検索経験者は約85%で推移
これまでの調査と同様にまず、モバイルにおけるワード検索の利用状況を見てみよう。すべての回答者に対して「携帯電話でワード検索を行ったことはありますか」との質問を行った。
「ある」との回答は84.5%(860人)と、前回の85.9%から若干減少しているが、誤差の範囲と考えられる数字だ。モバイルにおけるワード検索経験者は引き続き85%付近で推移していると見ることができるだろう。
■ モバイル検索連動型広告の遭遇経験は半数程度で推移か
続いて、モバイル検索連動型広告の遭遇経験を見よう。携帯電話でワード検索を行ったことがある860人に「ワード検索の結果に[AD]などの印がついた広告が表示されることがありますが、目にしたことはありますか」との質問を行った。
「ある」との回答は48.8%(420人)と、前回の52.2%から3.4ポイントの減少となったが、前々回調査時の43.2%よりは十分に高い値となっている。モバイル検索連動型広告の遭遇経験は半数程度で推移したが、今後の動きも注視していきたい。
■ モバイルサイト内広告の遭遇経験は87.2%
最後に、一般的なモバイル広告の遭遇経験を見てみよう。携帯電話向けサイトを見ることがあるという907人に対して「訪問した携帯電話向けサイト内に広告を見つけたことはありますか」との質問を行った。
その結果、「ある」との回答は87.2%(791人)と9割近い遭遇率となっている。モバイルサイトにおける広告掲載は広く認知されているといえるだろう。
調査は、日本全国に住む10代~50代以上の男女合わせて1,018人を対象に実施。男女比率は、男性44.8%、女性55.2%。年齢層分布は、10代3.0%、20代24.7%、30代41.6%、40代22.9%、50代以上7.8%。
<調査概要>
- 実施期間: 2009/02/09~2009/02/12
- 有効回答数: 1,018
NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。