大学・学術機関との共同調査結果一覧

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第13回大学のオープン化に関する調査のアイキャッチ

日本オープンオンライン教育推進協議会との共同調査

第13回大学のオープン化に関する調査

MOOCの浸透と利用者意識の洗練化?MOOCに効果・内容を求める兆し

国内のMOOCの受講者は昨年5月に約100万人を超えた。学習時間や場所、その方法も多様化し、学校の授業や会社でなどその利用が増加し生活に浸透しつつあります。 「無料のWEB講座」を求める声は多いものの、「書籍による自主学習」への支持が昨年より回復している点、「MOOCでの対面学習」への受講意向が若干減少している点など、今回の結果から、学習モチベーションの向上につれて、MOOCに対する意識やニーズが洗練され、より一層の効果・内容を求める傾向が推察されます。 学習したい分野は、男性は「ビジネス・実務系」分野の人気が依然高く、女性は心理学のほか「教養系」「生活密着系」の分野への関心が全般的に高くなっています。

消費者のネット環境を基礎としたコミュニケーション手段と羞恥心に関する調査のアイキャッチ

立教大学との共同調査

消費者のネット環境を基礎としたコミュニケーション手段と羞恥心に関する調査

世代を超えたLINEの浸透、若い世代は直接対話が減少、大勢の面前の話や告白に羞恥心が

ほとんどの世代にLINEが浸透しており、全体では70.8%が利用していました。一方、電話や対面などの直接的なコミュニケーションは、10代、20代で少なく、特に男性10代では電話などでの通話が3割以下でした。普段の他者とのコミュニケーションの中で、恥ずかしいと感じる場面は、性別・世代別に関わらず多くの人が、大勢の人の前で話すときと、好きな人に面前や電話で告白するときという結果となりました。

AI搭載の自動運転車とIoT活用商品に関する国際調査のアイキャッチ

東京理科大学, 東京大学との共同調査

AI搭載の自動運転車とIoT活用商品に関する国際調査

先端技術に対する期待も、その安全性に対する懸念も強い日本の消費者

AI搭載の自動運転車が社会にもたらす効果に対する期待度については、4カ国とも「高齢者・障害者の移動支援」「効率的な運転による燃料費の節約」「重大事故の減少」の3点が高く、日本が最も期待が高い傾向です。しかし自動車の所有者が自動運転機能を搭載した車に追加で支払う価格を聞いた結果では、米国・英国・スウェーデン人は、現在の車の購入価格の約半額までなら追加で支払う意欲がある一方、日本人は現在の車の購入価格の1/4程度の価格しか追加で支払う意欲がないことがわかりました。日本の消費者は他の3カ国に比べて、先端技術に対する期待はより強いものの、先端技術を用いた新しい商品の安全性に対する不安感が高いという結果となっています。

大学のオープン化に関する調査結果(2018年)のアイキャッチ

日本オープンオンライン教育推進協議会との共同調査

大学のオープン化に関する調査結果(2018年)

学び直しのニーズがじんわり上昇中 –MOOCは多様化する学習に効果的–

国内のMOOCの受講者は約91万人で、学習場所や時間に捉われず、スマホ・タブレット等の活用で好きな時に学ぶ利用者が増えています。学生時代に専攻した科目の「学び直し」経験者は40.5%と半数以下ながら、昨年比で18.2ポイントも増え「学び直し」のニーズの増加が伺えます。学習の希望分野に「ビジネス・実学系」が男性の上位を独占したことや、「学び直し」理由に「将来のキャリアアップのために必要だから」が上昇したこと等、自己研鑽を目的とした受講者が増えており、今後の成長の可能性が予想されます。

清涼飲料水の自動販売機での購入に関する調査結果のアイキャッチ

実践女子大学との共同調査

清涼飲料水の自動販売機での購入に関する調査結果

拡大する電子マネー利用、未来の自販機には買物ログやライフログとの連動を期待

自販機で清涼飲料水を購入する際に交通系電子マネーの利用が、首都圏では約6割の結果となり、スマホ連動のサービスを提供する新型の自販機も増加中で、今後の自販機の利用率向上が期待されます。購入促進を実現するには「ゲーム性」や「多様性」「利便性」の充実が、さらに未来の自販機には、「コンビニ」化とスマホアプリとの連動で過去の購入履歴や、自分の体調、購入した食べ物とのバランスを考慮した商品のお奨めをしてくれる「レコメンデーション+α機能」を期待する意見が伺える結果となりました。

消費者の自由裁量所得と使途の状況に関する調査結果のアイキャッチ

立教大学との共同調査

消費者の自由裁量所得と使途の状況に関する調査結果

単身と同居者でレジャー・娯楽・耐久消費財など支出に対する選好で特徴的な違い

毎月の自由裁量所得額は同居がいる方に比べ、単身居住者のほうが金額が多く、様々な用途への支出や、消費時間が多い傾向が見られます。特に「外食・グルメ」「貯蓄」では毎月平均1万円前後も支出額が多く、毎週の平均消費時間も「ゲーム、PC、家電、スポーツ・フィットネス」などに費やす時間が長いようです。単身と同居者のそれぞれで用途毎に消費する金額と時間の傾向について、選好するものに特徴が見られる結果となりました。

アナログゲーム(非電源系ゲーム)に関する調査結果のアイキャッチ

京都大学, 慶應義塾大学との共同調査

アナログゲーム(非電源系ゲーム)に関する調査結果

仲間作りや現実世界で役立つ等を背景に若年層中心に普及が進む

ゲーム販売店やゲームカフェの数が近年増大しており、特に20代30代の若年層の主に男性中心に関心が高まっています。アナログゲーム(ボードゲーム、カードゲームなど)は「現実世界で役に立つ」とヘビーユーザーの方に肯定的に評価されており、「人と会話するのが楽しいから」「友達ができるから」という友達作りのツールの1つとして若年層に意識されていることがわかりました。

医師と患者のコミュニケーションに関する調査のアイキャッチ

京都大学大学院との共同調査

医師と患者のコミュニケーションに関する調査

診療満足度で両者に意識差があり、診察時間含めた医療環境の改善が望まれる

医師から患者への病気や治療方法、薬に関する情報提供については、医師が4~5割は伝えている認識であるのに対して、患者側は3割程度で、十分に伝わっていない認識を持たれています。それらは「信頼関係の構築」「患者の満足度」でも3割程度と低い結果にも繋がっています。情報提供の阻害要因のひとつに「診察時間の不足」があり、「時間を充分設けている」との意見は、医師が4割以上に対して患者は2割半と2割程度の開きが見られます。

『訪日外国人観光客の再訪日促進と日本酒ツーリズムの可能性』に関する調査結果のアイキャッチ

実践女子大学との共同調査

『訪日外国人観光客の再訪日促進と日本酒ツーリズムの可能性』に関する調査結果

酒蔵は魅力的な観光資源であり、継続的かつ複数回の訪日観光促進として期待される

訪日観光時に日本酒の酒蔵を訪問し、日本酒について学習するツアーへの参加意向が高く、訪日観光時の魅力的な観光資源として高く評価されていることが伺える結果となりました。また、日本全国にある複数の日本酒の酒蔵を訪れ、日本酒について学習するために再度日本を訪問したいとの意向も非常に高く、継続的かつ複数回の訪日観光促進策としての期待も伺える結果となりました。

コーヒーとタバコとの相関関係に関する調査結果のアイキャッチ

甲南大学との共同調査

コーヒーとタバコとの相関関係に関する調査結果

コーヒーとタバコ、さらには所得に応じた受動喫煙の意識の違いが明確に

コーヒー店の利用は10日で1回程度、喫煙者・男性・高所得者が多く利用しており、特に喫煙者の利用が目立ちます。また約3割が週に1時間はどこかでたばこの煙にさらされており、コーヒー店の利用者は非利用者に比べて約2倍長い結果です。また受動喫煙により生じるタバコの害に対する喫煙・非喫煙者の意識の違いについて明らかにしました。

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