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住宅ローンに関する調査

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マイホーム買うなら今のうち!?

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gooリサーチ と 読売新聞 による共同企画調査

読売新聞 2006年11月6日 ネットリサーチ

gooリサーチと読売新聞社による共同企画調査<第23弾>

住宅ローンに関する調査

~マイホーム買うなら今のうち!?~

《金利上昇 8割"危機感"》

読売新聞とNTTレゾナントが共同で実施した消費者モニター調査で、住宅ローン金利の見通しを聞いたところ、全体の約8割が「上昇していく」と答えた。
住宅の新規購入や建て替えを検討している人の4割近くは、住宅ローン金利や地価などの上昇傾向を検討の理由にあげた。金利や地価の先高感が、住宅需要を後押ししているようだ。

調査結果について

◆値上がり前に購入◆

約1000人の回答者に現在の住まいについて聞いたところ、66%が持ち家(一戸建てか集合住宅)だった。

現在の住まいの持ち家形態。のグラフ

全体の24%は住宅の新規購入(19%強)や建て替え(4%強)を検討していた。このうち、購入の検討者は、20歳代と30歳代で、それぞれ26%に達した。40歳代は12%、50歳代は16%だった。

新たに住宅の購入・建て替えなどを検討されていますか。のグラフ

住宅の購入や建て替えを検討中の人に動機(複数回答)を尋ねると、「子どもが成長し、住まいが手狭になった」(42%)が最も多く、「老後を考えると持ち家の方が安心」(38%)が続いた。30歳代と40歳代は「子どもが成長」が約5割を占めた。次いで「住宅ローン金利が上がりそう」(23%)、「地価や住宅価格が値上がりしそう」(16%)を挙げる人が多く、金利や地価の上昇見通しを理由に挙げた人が約4割に達した。

住宅の購入・建て替えなどを検討する動機。のグラフ

◆戸建て派優勢◆

購入を検討している人に、戸建てとマンションのどちらがよいか聞いたところ、67%が戸建て、33%がマンションと答えた。

検討している住宅。のグラフ

戸建てを選ぶ理由としては「広さや収納にゆとり」(63%)、「上下階や隣戸に気を使わなくて良い」(61%)、「土地が資産として残る」(45%)が上位を占めた。

戸建てを検討している理由。のグラフ

マンションを選んだ人は「管理が楽」(70%)、「セキュリティーが充実」(64%)、「周辺の便利な住環境」(60%)などを支持の理由にあげた。

マンションを検討している理由。のグラフ

◆主流は固定金利◆

7月に日本銀行がゼロ金利政策を解除した。今後1〜5年程度の住宅ローン金利の見通しは、「徐々に上昇する」が74%と圧倒的多数を占めた。

日銀のゼロ金利政策の解除で、今後1~5年程度の住宅ローン金利はどうなると思いますか。のグラフ

回答者全体の4割強を占める人に住宅ローン残高があった。この人たちにローンの種類を尋ねたところ、48%が「固定金利」一本で、将来の金利変動に左右されないようにしていた。市場金利と連動して金利が見直される「変動金利」は27%、「固定金利と変動金利の組み合わせ」は21%だった。

住宅ローンの種類。のグラフ

既にローンを借り換えたり、これから借り換える予定のある人に、その理由を聞いたところ、「金利が上がりそう」(81%)に集中した。借り換えるつもりのない人たちは「借り換え手数料が無駄」(35%)、「金利が大きく変わらないと思う」(22%)、「残高が少ない」(19%)などを理由にあげた。
借り換えが得かどうかは、将来の金利動向をどう見るかや、残高の多少によって異なるため、消費者はそれぞれ最適な選択を模索しているようだ。

住宅ローンを借り換えを検討、既に借り換え済の理由。のグラフ

ローンの返済で気になることは、「金利変動による負担額の増減」(男性39%、女性43%)が最も多かった。次いで多い理由は、男性が「リストラなどの将来の収入減」(28%)、女性が「教育費や介護費などの支出増」(26%)と、男女によって傾向が分かれた。

住宅ローンの返済でいちばん気になること。のグラフ

調査方法

NTTレゾナントのインターネット・アンケートサービス「gooリサーチ」で、10月25、26日の両日に実施した。全国から既婚者の1094人が回答し、内訳は男性41.86%、女性58.14%。年代別の内訳は20代が9.51%、30代43.05%、40代が28.88%、50代が12.71%、60代が5.85%。

<調査概要>

  • 実施期間: 2006/10/25~2006/10/26
  • 有効回答数: 1,094

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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