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住宅の取得・増改築についてのアンケート調査結果

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住宅取得・増改築が「家庭の情報化」を促進

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1999年6月22日から7月6日にわたり、ポータルサイトgoo上で「住宅取得・増改築に関するアンケート」調査を実施した。

調査概要

1. 調査方法 ポータル・サイト「goo」の「gooリサーチ」ページ上で一般公開
2. 調査期間 1999年6月22日~7月6日
3. 有効回答者数 1,942人

調査結果データ

(1) ユーザープロフィール

住所(n=1,942)

住所のグラフ

(2) 全員に対する質問

回答者は、1995年1月以降に住宅を購入又は新築した人(新規購入者)が1,050名(54.1%)、増改築した人が177名(9.1%)、今後2〜3年の間に住宅建設又は増改築を考えている人が715名(36.8%)であった。

増改築の予定について(n=1,942)

増改築の予定についてのグラフ

(3) 「新築・新規取得」者に対する質問

新規購入者の内約半数が「分譲住宅」を購入しており、11件の「定期借地権付き分譲」購入があった。新築(購入)者の購入価格は2千万円から5千万円で75%を占めるが、8千万円以上の購入者も35名(3.3%)いた。

新規取得の内容(n=1,051)

新規取得の内容のグラフ

新規取得者の以前の住居(n=1,051)

新規取得者の以前の住居のグラフ

新規取得者の取得時期(n=1,051)

新規取得者の取得時期のグラフ

購入、新築の理由(n=1,051)

購入、新築の理由のグラフ

購入、新築にかかった費用(n=1,051)

購入、新築にかかった費用のグラフ

(4) 「増改築実施」者に対する質問

増改築は、一戸建ての住宅が中心で、築10年以上の家が7割を占めた。増改築の内容は、外装の変更、部屋の拡張、増設から洗面所、浴室の改装まで多様である。回答者はインターネット利用者であることから、通信配線工事をした人が15.8%いた。増改築の費用も、百万円未満から一千万円以上まで幅広い。

増改築した住居種類(n=177)

増改築した住居種類のグラフ

増改築者の居住年数(n=177)

増改築者の居住年数のグラフ

増改築の時期(n=177)

増改築の時期のグラフ

増改築の内容(n=177)

増改築の内容のグラフ

増改築の理由(n=177)

増改築の理由のグラフ

増改築にかかった費用(n=177)

増改築にかかった費用のグラフ

(5) 「新規取得・新築、増改築計画者」に対する質問

住宅建設(購入)または増改築の予定者は、53.7%が現在貸家・社宅等に居住している。対象物件については、23.6%が分譲一戸建て購入、13.7%が分譲マンション購入、48.4%が注文住宅一戸建ての新築を検討している。回答者の半数以上は、今年から2、3年後までの期間に購入するとしている。

取得・増改築者の現住居(n=715)

取得・増改築者の現住居のグラフ

購入・新築・増改築の対象(n=715)

購入・新築・増改築の対象のグラフ

新規取得・増改築の予定時期(n=715)

新規取得・増改築の予定時期のグラフ

新規取得・増改築の理由(n=715)

新規取得・増改築の理由のグラフ

(6) 全員に対する質問

建設(購入)・増改築に付随して発生する消費支出の内容としては、カーテン(71.2%)、外構(41.0%)など住宅に直接関わるものから、AV機器(27.6%)、自動車(7.7%)等の一般的な消費財関係への支出が見られる一方、「電話回線のデジタル化」(20.1%)、「CATV」(18.1%)、「BS、CS放送」(14.7%)等の家庭の情報化関連の支出が、各種家電製品の水準に迫る勢いを見せている。

回答者がインターネット・ユーザーであることを考慮しても、今回の調査から、住宅の新規取得・増改築が家庭の情報化投資の進展を促す契機ともなっている様子が窺われる。

新規取得・増改築時に購入するもの(n=1,942)

新規取得・増改築時に購入するもののグラフ

新規取得・増改築の資金調達・計画(n=1,942)

新規取得・増改築の資金調達・計画のグラフ

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

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