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第6回Second Lifeに関する調査

現利用者数は変化なし、利用経験者は増加を続ける~Second Life に関する調査

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gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査

インターネットコムとgooリサーチが行ったSecond Lifeに関する調査では、利用経験者数に若干の伸びが見られた。

このレポートは2007年6月より報告している「Second Lifeに関する定期調査」の第6回目の報告である。Second Lifeをはじめとする3Dバーチャルコミュニティ「メタバース」について定期的に利用動向を探っている。

調査対象は全国10代~50代以上のインターネットユーザー1,091人。男女比は男性52.98%、女性47.02%。年齢別は10代16.13%、20代18.24%、30代21.36%、40代16.04%、50代以上28.23%。

今回もまず、認知度から見てみよう。回答者全員に対して「『Second Life』という3Dオンラインコミュニティをご存知ですか」との質問を行った。

「内容や特徴まで詳しく知っている」との回答は4.67%(51人)。「内容や特徴をある程度知っている」27.13%(296人)との合計は31.80%と、前回の30.15%から微増した。

認知度はじわじわと上がっているようだが、2007年6月の調査では「内容や特徴まで詳しく知っている」が2.63%、「内容や特徴をある程度知っている」18.69%との合計は21.32%であり、10か月ほどでSecond Lifeの認知度は約10ポイントの上昇となった。

Second Lifeを知っている・聞いたことがあるという698人に「Second Lifeを実際にご利用になったことはありますか」との質問を行った。

「現在利用している」との回答は1.29%(9人)で、全体に対する割合は0.8%で、この値は第1回からほとんど変化していない。

一方、「登録して利用したことはあるが、今は利用していない」との回答は5.59%(39人)で、全体に対する割合は3.5%。この値は第1回の1.16%の3倍以上の値だ。利用者は目立って増加してはいないが、利用経験者は増加しているようだ。

上記のとおり、この Second Life定期リサーチでは利用者数に大きな変化は見られないが、企業のSecond Life参入などのニュースは多い。利用者たちは、どの程度その様子を見ているのだろうか。

Second Life利用経験者48人に「Second Lifeで企業広告やキャンペーンなどのプロモーションを見かけますか/見かけましたか」との質問を行った。

「頻繁に見かける/見かけた」との回答は12.50%(6人)、「たまに見かける/見かけた」52.08%(25人)との合計は64.58%で6割以上のプレイ経験者が、Second Life内で日常的に企業の活動を見ているとの結果であった。

企業のSecond Life内での活動は、やはり活発のようだ。

<調査概要>

  • 実施期間: 2008/03/24~2008/03/27
  • 有効回答数: 1,091

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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