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第4回Second Lifeに関する調査

Second Life 定期リサーチ(4)―日本語版の利用意向は約16%

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gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査

インターネットコムとgooリサーチが行った第4回Second Life定期リサーチ調査では、Second Lifeの知名度には特に変化がなく、利用者数にも特に目立った変化はなかった。

このレポートは2007年6月より報告している「Second Lifeに関する定期調査」の第4回目の報告である。Second Lifeをはじめとする3Dバーチャルコミュニティ「メタバース」について定期的に利用動向を探っている。

調査対象は全国10代~50代以上のインターネットユーザー1,082人。男女比は男性52.03%、女性47.97%。年齢別は10代17.56%、20代19.59%、30代17.93%、40代17.28%、50代以上27.63%。

まず、回答者全員に対して「『Second Life』という3Dオンラインコミュニティをご存知ですか」との質問を行った。

「内容や特徴まで詳しく知っている」との回答は3.42%(37人)。「内容や特徴をある程度知っている」24.86%(269人)との合計は28.28%と、前回の29.90%から微減しているものの、ほとんど変化していないようだ。

Second Lifeを知っている・聞いたことがあるという711人に聞いた「Second Lifeを実際にご利用になったことはありますか」との質問でも、「現在利用している」との回答は1.13%(8人)で、前回の1.22%からほぼ変化がない。一方、「利用したことはない」も、79.18%(563人)と8割程度を維持している。「サイトにアクセスしたことはあるが利用したことはない」16.60%との合計は95.78%(681人)だ。

このSecond Lifeを知ってはいるが利用したことがない681人にSecond Lifeをプレイしない理由を尋ねたところ、「特に魅力を感じないから」との回答が最も多く、50.66%(345人)であった。また「楽しみ方がわからないから」との意見も多く、32.89%(224人)の回答を集めている。

Second Lifeは自由度の高さが最大の特徴であるが、それが逆にとっつきにくい要因となっているとも考えられそうだ。

最後に、今後の利用意向を見てみよう。すべての回答者に行った「Second Lifeを今後利用したいと思いますか」との質問では、「利用したい」との回答は10.07%(109人)と前回の6.4%からアップしている。

また、日本語版Second Lifeの利用意向は、「利用したい」が16.17%(175人)に上っている。

日本語対応は、日本国内での利用意向上昇の大きな要因になっているようだ。

<調査概要>

  • 実施期間: 2007/11/19~2007/11/22
  • 有効回答数: 1,082

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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