不動産情報に関する調査のアイキャッチ

不動産情報に関する調査

引越しシーズン、契約前後のやり取りはメールが便利?

共同調査 住む ダウンロード

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査

インターネット上で完結できないことは山ほどあるが、ちょうど今の時期にシーズンを迎える「引越し」もその一つだろう。物件探しや内見、そして条件交渉、契約など、住む場所を決めるというのは非常に現実的で、とても大変な作業だ。あまりネットの出る幕はない。

インターネットコムとgooリサーチが行った調査によると、不動産業者との連絡は「店舗を訪れる」48.26%、または「電話」39.05%で行うことが圧倒的に多く、「メール」を大きく引き離した。だが、実際にどのような方法が便利だと思うか尋ねると、トップは「電話」で41.00%、2位が「メール」38.21%となった。

不動産情報に関する調査は、2005年1月と2006年2月にも実施している。

調査対象は、全国20代~50代のインターネットユーザー1,083人。年齢別は、20代27.61%、30代24.75%、40代24.38%、50代23.27%。男女別構成比は男性51.62%、女性48.38%。

調査対象のうち、引越した経験のある717人に不動産・賃貸情報をどのような方法で調べたか尋ねたところ、最も多かった回答は「インターネット」で335人。これに続いたのは「不動産業者の店頭」(246人)、「不動産情報誌」(207人)、「折込広告」(182人)などだった。

インターネットで調べた335人に実際の問い合わせの手段を聞くと、「店舗を訪れた」が37.61%(126人)でトップ。「インターネットで問い合わせた」は33.13%(111人)、「電話で問い合わせた」は27.76%(93人)だった。インターネットで情報収集を行った人も、問い合わせの際は会話を重視するようだ。

さて、物件を決めてからも不動産業者とは何かと連絡を取り合うことになる。もちろん正式な契約は店舗において行われることが多いが、例えば賃貸の場合はそこに至るまでに家賃の交渉、必要な書類の確認などのやり取りが発生するだろう。

引越した経験のある717人に聞くと、そのような連絡は「店舗を訪れる」48.26%(346人)、または「電話」39.05%(280人)で行うことが圧倒的に多く、「メール」6.42%(46人)はほとんど利用されないようだ。

では実際にどのような方法が最も便利なのだろうか。それについて尋ねると、トップは「電話」で41.00%(294人)、2位が「メール」38.21%(274人)となった。逆に先ほど1位だった「店舗を訪れる」は16.74%(120人)にとどまる。

やはり直接会話できる「電話」が人気だが、自分の都合の良い時に確認できる「メール」もかなりニーズがある。確認事項の多い不動産契約においては文書で残しておける安心感もあるだろうし、当然、データを添付することもできる。電話のようなリアルタイム性を補うとすれば、インスタントメッセンジャーなども今後は面白いかもしれない。

<調査概要>

  • 実施期間: 2007/02/02~2007/02/04
  • 有効回答数: 1,083

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

タグ: . .

上へ戻る