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病む
救急および地域医療体制の不備要因と指摘される医師不足を検証した。OECDによれば、「人口1000人あたりの医師数」は加盟国平均3.0人に対して日本は2.0人と、たしかに少ない。また、「医師の労働実態調査」によれば、過半数の医師が週57時間以上、うち15.0%が週73時間以上という過酷な労働状況にあった。「病院経営の現況調査」に回答した2837病院の43%が赤字という結果を、医師の過酷な労働状態の一因ともとらえられる。医師不足は医療問題の最大要因であると同時に、山積する問題の象徴ともいえそうだ。
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トレンド
伝える
複数路線を乗り継いでベストなルートを知りたいとき、インターネットユーザーの約9割が利用しているのが、ネットの乗換検索機能。また、何か調べものをしたいとき、約86%に利用されているのがオンライン百科事典の「ウィキペディア」だ。従来、ネットの情報は不確実という意見も多かったが、最近、新聞、テレビ、インターネットという3種類のメディアでどれが「一番信用できる」かを尋ねた調査では、新聞に次いで2位にインターネットが支持されている。今や人々はネットの信頼性をテレビより上位に置いているのである。
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トレンド
伝える
かって家庭の中心にあったラジオは、1950年代にその地位をテレビに奪われた。その後、若者向けのメディアを経て、今では中高年に最も好まれるメディアと化しつつある。深夜放送を聴いて育ってきた"団塊の世代"が高齢化してきたという説もあるが、若者向けのにぎやかなテレビに対し、静かに語りかけるようなラジオが好まれるようになったのかもしれない。確かにラジオの国内出荷台数も年々減少傾向にあるが、地震などの災害時になるとその強みを発揮し、頼りになる情報インフラとして評価されている。
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暮らす
仕事を持つ若い独身女性が増えている。行動力や購買欲が旺盛で、どの業界も「おひとりさま」と呼ばれる女性客の獲得を狙った商品開発やサービスに力を入れる。単身女性の資産保有額は30代で477万円、40代で890万円、生活費を自己負担しながら貯蓄もしており経済力とともに自立心の高さも感じ取れる。しかしながら、堅実と思われる一方で寂しさも感じており、ペットを飼育することで紛らわしている面もあるようだ。
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トレンド
遊ぶ
かつて、通勤電車内で過ごす時間を楽しむツールと言えば新聞や雑誌、書籍だったが、最近は様変わりしているようだ。会社員1000人を対象にしたアンケート調査よると、通勤時間の気分転換として最も多く利用しているのが携帯デジタル音楽プレーヤーによる「音楽鑑賞」、続いて「携帯電話でメールを送る」「読書」となった。混雑する通勤時間を過ごすツールとして小型で持ち運びにも便利な携帯電話は、すでに電話機としての機能を超えて、インターネット、テレビ、ゲーム機、電子書籍として多様な楽しみを提供しているといえそうだ。
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自主調査
費やす
今回の調査から、「満足度」、「今後の継続購入意向」のいずれもオルビスがトップの地位を占め、業界内で相対的に顧客満足度が高いことが分かった。また、アルビオンがこれに続き、推奨意向では首位を占めるなど高い評価を得ている。継続購入意向という点では、ちふれやドクターシーラボ、ファンケルも上位にランクインしており、手堅い支持が伺える。
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共同調査
費やす
財団法人日本産業デザイン振興会とgooリサーチは共同で調査を行った。第4回は、どのような企業にデザインの力・パワーが備わっているか期待をしているかに関して、ビジネスマネージャーを対象に「企業のデザイン力」という視点でランキング調査を実施し、デザイン力期待値ベスト3は、パナソニック、ソニー、トヨタという結果となった。
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トレンド
遊ぶ
若者のレジャーがインドア化しているからか、自動車が売れない。1998年以降600万台を下回り、2007年には535万台になった。新入社員に今後1年間の自動車購入予定を聞くと、「ある」27.2%に対し、「ない」が72.8%と圧倒的に多い。モノが売れないだけではない。新スポットに積極的に出掛けるという回答も19.0%程度と若者の「行動力」の鈍化を感じる。そうした中、2008年上半期にM1F1層の話題だったのが、「Wii Fit」。まさに「インドア系レジャー」の典型といえる商品が1位となった。
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共同調査
遊ぶ
政府は追加景気対策として、ノンストップ自動料金収受システム(ETC)を搭載した車を対象に、高速道路料金を走行距離にかかわらず原則1000円とする料金引き下げを発表した。読売新聞とgooリサーチは、料金引き下げについてアンケート調査した。料金引き下げについては、回答者の87%が「知っている」と答え、関心の高さをうかがわせた。
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共同調査
暮らす
企業が不祥事を起こした際の対応について、消費者に評価をしてもらう調査を行った。企業の不祥事に関する情報は、主にテレビや新聞、インターネットのニュースサイトから得られているが、とりわけテレビの比重が大きかった。また対応として、記者会見での説明と謝罪が強く求められており、再発防止策は第三者の監査役の受け入れを挙げる消費者が多かった。不祥事への対応に加え、自然災害による被害地域への救援物資の提供の有無が、企業イメージに影響を与えることも分かった。
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