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第9回モバイル機器に関する調査

iPhone と Android の所有率が互角に―モバイル機器に関する調査(9)

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gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査

この「モバイル機器に関する定期調査」はネットブックやスマートフォンを中心とするモバイル機器に関するインターネットユーザーの意識の変化を追うもので、インターネットコムとgooリサーチが定期的にレポートしている。今回はその第9回となる。

調査対象は全国10代~50代以上のインターネットユーザー1,080人(※一部被災地エリアを除く)。男女比は男性52.6%、女性47.4%。年齢別は10代15.8%、20代18.1%、30代21.8%、40代16.4%、50代以上27.9%。

今回もまず、ユーザーがどのようなモバイル機器を所有しているのかを見てみた。

「通常の携帯電話以外のモバイル機器のいずれかを持っていますか」と尋ねたところ、最も多い回答は「ニンテンドーDS」42.7%(461人)で、以下「通常のモバイルノートパソコン」19.8%(214人)、「PSP」18.8%(203人)、「スマートフォン」15.3%(165人)の順で続いた。

この順位は、調査開始の2009年8月から変わっていない。ただし、3位PSPの所有率が横ばいであるのに対し、スマートフォンは前々回9.6%、前回12.1%から着実に増えている。別の調査でスマートフォンに対する購買意欲の高さが表れたことを考えると、次回の調査ではスマートフォンがPSPを抜いて3位になるかもしれない。

そこで、「スマートフォン」所有者165人に対してその種類を聞いた。1位は引き続き「iPhoneシリーズ」で48.5%(80人)だったが、前回の67.4%(87人)に比べ所有率が急激に落ちた。対照的なのは2位の「Android」で、44.2%(73人)と前回の26.4%(34人)から急増。さらに、Androidベースの「GALAPAGOS」4.2%(7人)を加えると48.4%(80人)になり、とうとうiPhoneと肩を並べた。

Android端末の急速な普及拡大は世界的な現象らしく、米国comScoreの調査や米国Gartnerの調査にも同様の傾向がみられる。

スマートフォンの人気が高いようなので、非所有者915人に購入予定などを質問してみた。その結果、「購入する予定がある」9.9%(91人)、「購入する予定は無いが欲しい」55.4%(507人)、「欲しいと思わない」34.6%(317人)という回答を得た。具体的な購入予定の有無を別にすると、約65%の人が購入を希望している。今後スマートフォンの所有率が伸びるのは間違いないだろう。

<調査概要>

  • 実施期間: 2011/04/25~2011/04/28
  • 有効回答数: 1,080

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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