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第55回携帯電話買い替えニーズ調査

スマホで「パケット定額」が人気?―携帯買い替えニーズ調査(55)

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gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査

この「携帯電話買い替えニーズ定期リサーチ」はインターネットコムとgooリサーチが2004年4月より定期的にレポートしているもので、今回はその第55回となる。

今回の調査対象は、全国の10代から50代以上のインターネットユーザー1,000人(※一部被災地エリアを除く)。男女比率は、男性が52.5%、女性が47.5%。年齢層分布は、10代が1.4%、20代が12.8%、30代が29.9%、40代が30.8%、50代以上が25.1%。

利用キャリアは、NTTドコモが47.3%、au(KDDI)が28.2%、ソフトバンクが21.5%、ウィルコムが3.0%(イー・モバイルは0人)の割合で調査を行った。

まず、全員に対し携帯電話・PHSを買い換える際に重視する点を聞いてみたところ、上位3項目は「本体の価格」68.6%(686人)、「デザイン」60.4%(604人)、「操作性」33.2%(332人)で、前回54回、前々回53回と変わらなかった。

ここで「パケット料金」という回答に着目すると、今回は21.5%で9位、前回は20.4%で13位、前々回は15.8%で14位と徐々に増えている。通話よりWeb閲覧などのデータ通信を重視する人が多くなっているようだ。

また、対応の有無を重視するサービスについては、「パケット定額制」を選ぶ人が44.4%(444人)と圧倒的に多く、2位「ナビゲーション」の12.9%(129人)を大きく引き離した。ここにも端末をデータ通信に多く使う傾向がみられる。

そこで特に今回は、データ通信が多くなりがちなスマートフォンに注目してみた。「スマートフォンと従来型の携帯電話のどちらを使いたいですか」と尋ねたところ、「従来型の携帯電話を使っていて、スマートフォンは使いたくない」人は43.2%、「従来型の携帯電話を使っているが、スマートフォンに機種変更したい」人は38.3%という結果になった。

別の調査で得た「20代女性の49%がスマートフォン購入に前向き」や「10代以上女性の7割がスマートフォンに興味を持っている」というデータに比べスマートフォン指向は低いが、購入/機種変更を前提とする質問の影響が出たのだろうか。

また「スマートフォンを使っていて、従来型の携帯電話は使いたくない」人が9.3%なのに対し「スマートフォンを使っているが、従来型の携帯電話に機種変更したい」人は1.3%にとどまった。スマートフォン利用者の多くが満足していることが分かる。

ちなみに、「スマートフォンと従来型の携帯電話を両方使っている、または両方使いたい」という、いわゆる「両方持ち」を希望するユーザーは7.9%いた。

<調査概要>

  • 実施期間: 2011/04/18~2011/04/20
  • 有効回答数: 1,000

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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