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モバイルリサーチ第23回:「第5回モバイル検索の利用に関する調査」

QR コード/モバイル検索堅調、空メールは減少【第23回:モバイル調査】

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gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査

この「モバイルリサーチ with goo」では、gooリサーチとjapan.internet.comが共同で、携帯電話を活用したリアルタイムアンケートを定期的に行い、その結果を発表している。
今回は第14回第17回第20回と同様に「モバイル検索」について調査した。

■ QRコードを利用した広告は引き続き好調

「いままでに、外出中・移動中に目にした広告について、携帯を利用して、その場で具体的な行動を起こしたことがありますか」との質問を行ったところ、最も回答を集めたのは「バーコードでURLを読み込んでアクセスした」で38.49%(393人)であった。

第20回の39.12%よりは若干低いものの、14回(31.02%)、17回(37.74%)よりも高い値となっており、QRコードを使ったモバイル向け広告は高い利用率を達成していると見ていい。

■ モバイル検索も堅調、空メール・URL入力は減少

「ワード検索をして調べた」との回答は22.23%(227人)と、こちらもQRコードと同様、前回の23.47%よりは低いが、14回(18.56%)、17回(20.75%)よりも高い。広告からのワード検索は、5人に1人程度の利用率といえるだろう。

逆に「空メールを送り指定されたURLにアクセスした」32.91%(336人)、「URLを打ち込んでアクセスした」23.31%(238人)は減少しており、モバイルマーケティング手法の主流が、モバイルならではのQRコードや、PC検索のトレンドであるワード検索へ移行しているような印象を受ける。

■ 利用されるモバイル検索サイトに大きな変化はなし

利用されるモバイル検索サイトに関しては、大きな動きはない。「Yahoo!モバイル」714人、「Googleモバイル」405人、「gooモバイル」238人と、順位・利用者数は第17回とほぼ変わらない結果だ。

モバイル検索のF★ROUTEがPC向けWebページ検索機能を開始するなど、PCポータル系以外のモバイル検索サイトの強化も多く見られる。このようなサービスが、モバイル利用率に変化をもたらすのかどうかも気になるところだ。

調査は、日本全国に住む10代~50代以上の男女合わせて1,021人を対象に実施。男女比率は、男性41.43%、女性58.58%。年齢層分布は、10代1.76%、20代29.29%、30代44.27%、40代20.28%、50代以上4.41%。

<調査概要>

  • 実施期間: 2007/04/03~2007/04/06
  • 有効回答数: 1,021

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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