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モバイルリサーチ第17回:「第3回 モバイル検索の利用に関する調査」

広告のQRコードを利用するユーザーが増加【第17回:モバイル調査】

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gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査

この「モバイルリサーチ with goo」では、gooリサーチとjapan.internet.comが共同で、携帯電話を活用したリアルタイムアンケートを定期的に行い、その結果を発表している。
今回は第14回と同様に「モバイル検索」について調査した。

■ ネット利用状況には大きな変化なし

携帯電話によるインターネットの利用動向に関しての結果を見てみよう。すべての回答者に対して、「あなたは普段、携帯電話からインターネットを閲覧しますか」とたずねたところ、「よく閲覧する」との回答は33.6%(360人)と、前回の32%から大きな変化は見られなかった。

「たまに閲覧する」という回答は46.46%(506人)で、「よく閲覧する」との合計は79.52%。前回の78.11%からほとんど変化しておらず、日常的に携帯電話でWebサイトを閲覧している割合は前回同様、8割程度という結果だ。

■ サイトアクセスの方法は、お気に入りが定番

次にネットへのアクセス方法を見てみたい。携帯電話でネット接続を行ったことのある回答者1,056人に「どのような方法で、携帯電話からインターネットにアクセスしますか」という質問を行った。最も回答を集めたのは「お気に入り(Bookmark)から」で、81.82%(864人)。8割程度の携帯電話でのネット利用経験者が何らかのサイトをお気に入りに登録しているようだ。

それに次いだのが「トップメニューから」で30.68%(324人)。KDDIは「au My Page」、ソフトバンクが「Yahoo!ケータイ」と、トップメニューのポータル化が急速に進んでおり、NTTドコモもメニューリストに強力な検索機能を備えている。トップメニューの利用者はこれからも増加することだろう。

■ 広告のQRコードは利用者が増加

上記のサイトへのアクセス方法に関する質問で、「トップメニューから」に次いだ回答は「バーコードでURL読み込み」で17.90%(189人)であった。QRコードなどのバーコードの利用者は少なくはないようだ。広告に関する質問でも、バーコードは見逃せない結果を出している。

全ての回答者に対して「いままでに、外出中・移動中に目にした広告について、携帯を利用して、その場で具体的な行動を起こしたことがありますか」との質問を行ったところ、最も回答を集めたのは「バーコードでURLを読み込んでアクセスした」で、37.74%(411人)であった。

前回(第14回モバイル調査)は31.02%であり、「空メールを送り指定されたURLにアクセスした」のほうが回答を集めていたが、今回は「特に行動を起こしたことはない」をも超えている。

QRコードに関する調査においても、手持ちの携帯電話にQRコード読み取り機能がある携帯電話の利用者のうち、QRコード読み取りの利用経験者は82.4%という結果が出ている。

QRコードを使った広告は、モバイルサイトへのアクセスを促すための広告の主流となりつつあるといえるだろう。

調査は、日本全国に住む10代~50代以上の男女合わせて1,089人を対象に実施。男女比率は、男性45.36%、女性54.63%。年齢層分布は、10代3.12%、20代30.02%、30代44.81%、40代18.00%、50代以上4.04%。

<調査概要>

  • 実施期間: 2006/10/02~2006/10/03
  • 有効回答数: 1,089

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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