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第1回 携帯電話・スマートフォンの買い替えに関する調査

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MNPできてもPHSを使い続ける人が約半数―定期調査「新々携帯電話/スマホ買い替え」(1)

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NTTコム リサーチ と インターネットコム による共同企画調査

このレポートは、インターネットコムと NTTコム リサーチがインターネットを活用したアンケート調査を定期的に行い、その結果を発表するものである。今回は「新々携帯電話/スマホ買い替え」について調査した第1回である。なお、今回は設問を減らすなどして内容を前回から変えているため、新たに第1回調査とした。ただし、調査を続ける設問については、過去データとの比較が可能である。

調査対象は全国10代~50代以上のインターネット ユーザー1,088人。男女比は男性53.9%、女性46.1%。年代比は10代2.2%、20代27.0%、30代21.5%、40代17.2%、50代以上32.1%。

まず、どのようなモバイル端末が利用されているか調べてみた。「主に利用している端末」の種類を尋ねたところ、「携帯電話」が43.1%(前回41.7%)、「スマートフォン」が51.9%(同51.7%)。スマートフォンの利用率はこのところ伸び悩んでおり、今後もしばらくはこの程度の数字で推移しそうだ。

MNP できても PHS を使い続ける人が約半数―定期調査「新々携帯電話/スマホ買い替え」(1)
Q:現在、主に利用している端末はどれですか
(2014/10/3~10/8 10代~50代以上のインターネットユーザー1,088人)

PHS の利用者は0.8%(前回0.9%)で根強く残っているが、10月1日からPHSと携帯電話/スマートフォン間で MNP による機種/キャリア変更が利用できるようになった。つまり、PHS で長年使い続けた電話番号のまま、PHS から携帯電話/スマートフォンへ移行することが可能になったのだ。これを機会に、これまで電話番号の変更を嫌って PHS を使っていた人の多くが携帯電話/スマートフォンへ切り替えるかもしれない。

そこで、PHS ユーザー9人に MNP で「携帯電話/スマートフォンに移行したいですか」と質問した。結果は「はい」が5人(55.6%)、「いいえ」が4人(44.4%)で、半々といったところ。移行しない理由としては、「必要性を感じない」「電話できれば十分」「面倒」「(PHS よりも)月額料金が高いから」といった理由が挙げられた。

続いて、各キャリアのシェアを調べた。イー・アクセスとウィルコムが合併してソフトバンクグループの新会社ワイモバイルになったため、選択肢を整理した。なんらかのモバイル端末を使っている1,043人(全体の95.9%)に主に利用している携帯電話/スマートフォン・PHSの通信会社(キャリア)を尋ねたところ、「NTT ドコモ」(48.3%)、「KDDI(au)」(27.4%)、「ソフトバンクモバイル」(21.5%)、「Y!mobile(ワイモバイル)」(1.7%)という状況だった。「その他」(1.1%)のキャリアは、SIM ロックフリー端末で利用されている MVNO 事業者である。

Q:現在、主に利用している携帯電話/スマートフォン・PHSの通信会社(キャリア)をお答えください
Q:現在、主に利用している携帯電話/スマートフォン・PHSの通信会社(キャリア)をお答えください
(2014/10/3~10/8 10代~50代以上のインターネットユーザー1,088人中、モバイル端末利用者1,043人)

<調査概要>

  • 実施期間: 2014/10/03~2014/10/08
  • 有効回答数: 1,088

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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