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社会人の自己学習に関する調査

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社会人の学習はあいた時間を有効利用

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社会人の学習はあいた時間を有効利用

~読書が中心だが、ポッドキャスティング利用者も~

会社員を中心とした社会人で、自ら学習をして自分の能力を高めたいと考えている人は約9割であり、学習方法としては圧倒的に読書が多い。また、e-ラーニング・ポッドキャスティングなどの利用もみられ、効率的に時間やお金を使うことが求められている。

今回のテーマは「社会人の自己学習におけるチャネル動向」。

従来型の通学や通信教育に加え、e-ラーニング、ポッドキャスティングなど自己学習のチャネルが多くなるなか、社会人の自己学習におけるチャネルについてレポートした。

今回の調査は2007年1月12日〜1月15日で行い、全国の1,165人の男女(男性53.30%、女性46.70%)から回答を得た。また調査に回答いただいた年齢層は20歳代24.98%、30歳代26.18%、40歳代24.98%、50歳代21.20%、60歳代2.32%、70歳以上0.34%であった。

調査結果について

今後、自ら学習をして自分の能力を高めたいと考えている人は89.96%と約9割の人が学習意欲を持っているという結果がでた。学習したい内容として、「仕事のスキルに関すること」58.49%、「教養を高めること」56.77%、「趣味に関すること」54.68%、「資格に関すること」50.00%という結果となった。

図1.今後、学習したいと考えている内容(n=1,048)

図1.今後、学習したいと考えている内容のグラフ

現在、学習をしていると回答した人の方法として、「学校に行くなどの通学型」が18.16%であるのに対し、「読書」57.93%、「通信教育」23.14%、「e-ラーニング」11.09%、「ポッドキャスティング」4.78%と自習型で学習をしている人が多いことがわかった。

図2.学習をしている人の学習方法(n=523)

図2.学習をしている人の学習方法のグラフ

今後の学習方法として、通学型のほかに「通信教育」「e-ラーニング」「ポッドキャスティング」のような自習型の学習方法を求めている人も多く、その理由として「時間が有効的に使えるから」69.90%、「自分のペースで学習を進めたいから」58.25%、「費用があまりかからない(リーズナブルだから)」49.93%、「学校に通うのは面倒だから」34.26%、「近くに学校がないから」17.61%という結果が得られ、あいた時間を利用して、お金をあまりかけずに学習したいと思っている人が多いことが明らかになった。

図3.自習型の学習方法を求める理由(n=721)

図3.自習型の学習方法を求める理由のグラフ

今後、効率よく学習するための条件として、「まとまった時間がなくても学習できること」61.55%、「まとまったお金がなくても学習できること」59.66%、「自分の能力、レベルに合った学習ができること」54.85%、「PCを利用して学習できること」37.17%、「移動しながら学習できること」23.61%、「耳・目の両方から学習できること」21.29%と、より効率的に学習するためのニーズは多岐にわたっている。

図4.今後、効率よく学習するために求めること(n=1,165)

図4.今後、効率よく学習するために求めることのグラフ

<調査概要>

  • 実施期間: 2007/01/12~2007/01/15
  • 有効回答数: 1,165

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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