NTTコム リサーチ と インターネットコム による共同企画調査
このレポートは、インターネットコムとNTTコム リサーチが携帯電話やインターネットを活用したアンケート調査を定期的に行い、その結果を発表するものである。今回は「IT機器セキュリティ」について調査した第5回である。
調査対象は全国10代~50代以上のインターネット ユーザー1,049人。男女比は男性53.8%、女性46.2%。年代比は10代20代29.6%、30代21.3%、40代17.0%、50代以上32.1%。
まず、どのようなIT機器が所有されているか調べた。代表的なIT機器に絞って持っているかどうか質問したところ、所有率は「ノートパソコン/ネットブック/ウルトラブック」(75.4%)、「デスクトップパソコン」(49.1%)、「スマートフォン」(48.0%)、「タブレット」(17.0%)となり、順位に変わりはなく、年末商戦後に実施した調査であったにもかかわらず各機器の所有率にも大きな変動はない。
続いて、各デバイスの所有者に対してセキュリティ対策アプリケーション/サービスの利用状況を尋ねたが、利用率に大きな違いはなかった。ただし、セキュリティ対策を利用している人のなかでは、いずれのデバイスも有料アプリケーション/サービスを使っている人の割合が以下の通り前回に比べ上昇していた。この変化が有意なものかどうか現時点では判断が難しい。今後の推移を見守ろう。
【デスクトップパソコン】
・今回:61.8%(セキュリティ対策利用者453人(全体の43.2%)が母数)
・前回:55.1%(セキュリティ対策利用者459人(全体の43.8%)が母数)
【タブレット】
・今回:32.9%(セキュリティ対策利用者79人(全体の7.5%)が対象)
・前回:26.3%(セキュリティ対策利用者80人(全体の7.6%)が対象)
【スマートフォン】
・今回:31.2%(セキュリティ対策利用者279人(全体の26.6%)が対象)
・前回:25.9%(セキュリティ対策利用者290人(全体の27.6%)が対象)
セキュリティ対策の利用者は、どんな脅威を意識しているのだろうか。利用している機器を問わずセキュリティ対策利用者899人(全体の85.7%)に対策内容を答えてもらったところ、「ウイルス/トロイの木馬/スパイウェアなどのマルウェア対策」が91.2%、「フィッシングサイトなど危険なWebサイトのフィルタリング対策」が66.1%、「迷惑メール対策」が49.4%、という結果が得られた。
つい先日、三菱東京UFJ銀の名前を利用して詐欺サイトへの誘導を図るメールが出回った。こうした攻撃が広まって報道されることで、セキュリティ対策の利用者が増えたり、対策対象の脅威に変化が現れたりするだろうか。引き続き調査を行い、状況を報告していく。
調査対象は全国10代~50代以上のインターネット ユーザー1,049人。男女比は男性53.8%、女性46.2%。年代比は10代20代29.6%、30代21.3%、40代17.0%、50代以上32.1%。
まず、どのようなIT機器が所有されているか調べた。代表的なIT機器に絞って持っているかどうか質問したところ、所有率は「ノートパソコン/ネットブック/ウルトラブック」(75.4%)、「デスクトップパソコン」(49.1%)、「スマートフォン」(48.0%)、「タブレット」(17.0%)となり、順位に変わりはなく、年末商戦後に実施した調査であったにもかかわらず各機器の所有率にも大きな変動はない。
続いて、各デバイスの所有者に対してセキュリティ対策アプリケーション/サービスの利用状況を尋ねたが、利用率に大きな違いはなかった。ただし、セキュリティ対策を利用している人のなかでは、いずれのデバイスも有料アプリケーション/サービスを使っている人の割合が以下の通り前回に比べ上昇していた。この変化が有意なものかどうか現時点では判断が難しい。今後の推移を見守ろう。
【デスクトップパソコン】
・今回:61.8%(セキュリティ対策利用者453人(全体の43.2%)が母数)
・前回:55.1%(セキュリティ対策利用者459人(全体の43.8%)が母数)
【ノートパソコン/ネットブック/ウルトラブック】
・今回:58.3%(セキュリティ対策利用者657人(全体の62.6%)が対象)
・前回:55.1%(セキュリティ対策利用者652人(全体の62.2%)が対象)【タブレット】
・今回:32.9%(セキュリティ対策利用者79人(全体の7.5%)が対象)
・前回:26.3%(セキュリティ対策利用者80人(全体の7.6%)が対象)
【スマートフォン】
・今回:31.2%(セキュリティ対策利用者279人(全体の26.6%)が対象)
・前回:25.9%(セキュリティ対策利用者290人(全体の27.6%)が対象)
セキュリティ対策の利用者は、どんな脅威を意識しているのだろうか。利用している機器を問わずセキュリティ対策利用者899人(全体の85.7%)に対策内容を答えてもらったところ、「ウイルス/トロイの木馬/スパイウェアなどのマルウェア対策」が91.2%、「フィッシングサイトなど危険なWebサイトのフィルタリング対策」が66.1%、「迷惑メール対策」が49.4%、という結果が得られた。
Q:対策している内容を教えてください (2013/12/13~12/21 10代~50代以上のインターネットユーザー1,049人中、 セキュリティ対策利用者899人) |
つい先日、三菱東京UFJ銀の名前を利用して詐欺サイトへの誘導を図るメールが出回った。こうした攻撃が広まって報道されることで、セキュリティ対策の利用者が増えたり、対策対象の脅威に変化が現れたりするだろうか。引き続き調査を行い、状況を報告していく。
<調査概要>
- 実施期間: 2013/12/13~2013/12/21
- 有効回答数: 1,049