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「メールのパスワード」に関する調査

メールのパスワードに何を使っていますか?

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gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査

Googleが6月1日に発表したところによると、中国のハッカーグループが、「Gmail」のアカウントに侵入しようとして、攻撃を仕掛けたそうだ。Gmailのユーザーパスワードの取得を狙ったフィッシング攻撃を、同社のセキュリティシステムで発見したという。Google幹部の話では、攻撃の目的は、盗んだメールのパスワードを使い、メールを転送することだという。

そこで、インターネットコムとgooリサーチでは、「メールのパスワード」に関する調査を行ってみた。

調査対象は、全国(一部被災地エリアを除く)10代~60代以上のインターネットユーザー1,077人。男女比は男性52.7%、女性47.3%、年齢別は10代17.0%、20代17.7%、30代21.4%、40代16.1%、50代16.1%、60代以上11.8%。

全体1,077人に対し、主に使っている電子メール(Webメールを含む)がいくつあるか聞いてみたところ、「5個以上」と回答したユーザーが8.4%(90人)存在した。

ちなみに、最多は「2個」(35.9%)、次いで「1個」(31.0%)だ。

そこで、電子メールを使用している1,055人に対し、メールのパスワードの保管方法を聞いてみた。

トップは「(全部)記憶」(634人)、次いで「ノートなどに書き残している(ものもある)」(424人)、「ブラウザやメーラーに記憶させている(ものもある)」(280人)、「付箋に書いてモニターなどに貼っている(ものもある)」(28人)という結果になった。

それでは、メールのパスワードには何を使っているのだろうか。

他人が類推しやすい「生年月日」や「自分の名前」「住所」などのどれも使っていないユーザーは62.2%(656人)だが、それでも、213人が「生年月日」を、174人が「自分の名前」を使っていることが判明した。

メールのパスワードは、悪意のある第三者に盗まれないことが大前提だが、それでも、簡単に類推されてしまうものはなるべく避けたほうがいいだろう。

<調査概要>

  • 実施期間: 2011/05/31~2011/06/01
  • 有効回答数: 1,077

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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