gooリサーチ と 日本経済新聞 による共同企画調査
2013年10月8日
日本経済新聞 2013年8月6日掲載
gooリサーチと日本経済新聞社による共同企画調査
「ビジネスマンの転職意識に関する調査」結果
アベノミクス効果により雇用環境に改善がみられる中、日本経済新聞社とgooリサーチは、20代~50代のビジネスマンを対象に転職への意識についてインターネットでアンケート調査致しました。主に、性別年代別やお勤め先の企業規模別での特徴について確認し、特徴がみられました。
調査概要
1. 調査対象 | 「gooリサーチ」ビジネスモニターのうち下記の方 ・ 男女20代~50代 ・ 一般企業勤務の正社員以上の方(公務員・非営利団体、自営業、経営者・役員の方は除く) |
---|---|
2. 調査方法 | 「gooリサーチ」上のインターネット・アンケート画面での回答 |
3. 調査期間 | 平成25年6月26日(水)~6月29日(土) |
4. 有効回答者数 | 1085名 |
5. 回答者の属性 |
調査結果データ
(1) 転職経験のある方は全体の約6割で、3回以上転職経験のある方も約3割あげられた。(【図1】)
【図1】これまでの転職経験率_性別年代別(単一回答)
(2-1) 転職理由では「元の会社に不満があった」と回答した方が最も多かった。(【図2-1】)
【図2-1】転職理由として最もあてはまるもの_性別年代別(単一回答)
(2-2) 転職理由で「元の会社に不満があった」と回答した方の内容をみると、全体では「給与水準」が最も多かった。但し、男女別で違いがみられ、男性では「会社の将来性」、女性では「職場の人間関係」に関する不満を挙げた方も多かった。女性では「職務やポスト」「スキルやキャリアを磨ける可能性」にも男性に比べ多くの意見が挙げられた。(【図2-2】)
【図2-2】転職理由で「元の会社に不満があった」点の具体的な内容_性別年代別(複数回答)
(3-1) 転職により満足している方は、全体の約半数だった。(【図3-1】)
【図3-1】転職した結果の満足度_性別年代別(単一回答)
(3-2) 転職により満足している方のうち、男性では「給与水準」、女性では「職場の人間関係」との回答が約半数あげられ、不満解消につながっている。(【図3-2】)
【図3-2】転職して満足している理由_性別年代別(複数回答)
(4) 女性20、30代では転職を「日ごろから選択肢の一つとして前向きに検討すべき」との意向が特に高い。(【図4】)
【図4】ビジネスマンにとっての転職意識_性別年代別(複数回答)
(5-1) お勤め先の企業規模別での特徴をみると、1000人未満の企業勤務の方で、「条件があえば転職する考えがある」との方が約6割と多かった。(【図5-1】)
【図5-1】転職意向_勤務先の従業員数別(単一回答)
(5-2) 転職する場合の条件として重視する点では「給与水準」が圧倒的に高いものの、50人未満の企業勤務の方では「会社の将来性」、300人以上1000人未満の企業の方で「福利厚生」への重視度も高かった。(【図5-2】)
【図5-2】転職する場合の条件として重視する点_勤務先の従業員数別(複数回答)
以下項目について確認し、詳細データもございます。
●現在の転職実態
- これまでに転職した経験
- 転職理由→不満点、魅力点の詳細
- 最も直近で転職した年代
- 転職した結果に関する満足度→満足、不満理由
- 転職した会社の給与について
●今後の転職意向
- 転職意向
- 転職する場合の条件として重視するもの
- 転職する場合望ましい年齢
- ビジネスマンにとっての転職に関する考えについて
●属性
- 性別年代
- 職業
- お勤め企業の従業員数
- お勤め企業の業種
- お勤め企業の現在の担当業務(職種)
NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。