gooリサーチ と All About による共同企画調査
平成20年9月2日
NTTレゾナント株式会社
株式会社オールアバウト
【gooリサーチ・オールアバウト共同】
25歳から39歳会社員1,000人調査
キャリアプランとビジネススキルについてのアンケート
キャリアプラン「なんとなく考えている」が35.4%
今後高めたいスキルは「交渉力」と「プレゼンスキル」
インターネットアンケート・サービス「gooリサーチ」を提供するNTTレゾナント株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中嶋 孝夫)と、総合情報サイト「All About」を運営する株式会社オールアバウト(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:江幡 哲也、ジャスダック証券取引所、証券コード:2454、以下「オールアバウト」)は「gooリサーチ」の登録モニター(25歳〜39歳の有職者)を対象に「キャリアプランとビジネススキルについてのアンケート」を実施しました。
総括
キャリアプランについて最も多かったのは「目標をなんとなく考えている」で35.4%でした。キャリアプランを考える理由は「自分の市場価値を高めたい」(52.8%)が高い一方で、考えていない理由としては「今はまだ必要ない」(43.0%)、「どうやって考えたらいいかわからない」(35.7%)があげられました。ビジネススキルとして現在、持っていると思っているスキルでは「情報収集力」(50.1%)や「理解力」(41.2%)が、また高めたいスキルでは「交渉力・説得力」(50.1%)、「プレゼンスキル・表現力」(48.2%)が高い結果となりました。
今後、転職する場合に重視することとしては「年収・給与」(45.8%)が最も高く、「社員や職場の雰囲気」(36.4%)、「勤務時間・休日」(30.1%)が続きました。目標と計画がともにある人では年収・給与に続き「自分のスキルが伸ばせる・活かせる」(30.2%)があげられました。
調査結果のポイント
(1) キャリアプランは「なんとなく考えている」が35.4%、理由は「自分の市場価値を高めたい」52.8%
キャリアプランについて、「目標を決めて実現のための計画を具体的に検討している」人は13.8%で、「目標をなんとなく考えている」が最も多く35.4%、「考えていない」は29.6%だった。キャリアプランを考える理由では、「自分の市場価値を高めたい」が最も多く52.8%、続いて「キャリアは自分で考える時代だから」(43.1%)があげられた。 一方でキャリアプランをあまり考えていない理由では、「今はまだ必要ない」(43.0%)と「どうやって考えたらいいかわからない」(35.7%)が高くなっている。
(2) 高めたいビジネススキルは「交渉力・説得力」(50.1%)と「プレゼンスキル・表現力」(48.2%)
ビジネススキルについて、現在、持っていると認識しているスキルとしては「情報収集力」(50.1%)や「理解力」(41.2%)が高い。今後高めたいスキルでは「交渉力・説得力」(50.1%)や、「プレゼンスキル・表現力」(48.2%)が高くなっている。
(3) キャリアプランのある人は転職の際、年収・給与に続き「自分のスキルが伸ばせる」(30.2%)を重視
今後、転職する場合に重視することとしては「年収・給与」がもっとも高く45.8%で、「社員や職場の雰囲気」(36.4%)、「勤務時間・休日」(30.1%)が続く。キャリアプランの検討状況により異なる点もあり、目標と計画がともにある人は、年収・給与に続き「自分のスキルが伸ばせる・活かせる」(30.2%)が高くなっている。一方であまり考えていない人は「勤務時間・休日」(37.3%)、「社員や職場の雰囲気」(36.4%)が高くなっている。
■All About編集長 森川さゆりのコメント
今回、25歳〜30代の会社員は、キャリアプランについては漠然としていながらも、ビジネススキルを高めたいと考える人が多いことがわかりました。今後、働き方が多様化する中で、満足できる仕事や働き方を手に入れるためにキャリアプランはますます重要なものとなり、またそれをサポートするサービスも増えそうです。
<本件に関するお問い合わせ>
NTTレゾナント株式会社 メディア事業部 広報担当
(Tel) 03-5224-5500、(Fax) 03-5224-5204、(E-mail) pr@nttr.co.jp
NTTレゾナント株式会社 リサーチ部門
(Tel) 03-5224-5380、(Fax) 03-5224-5201、(E-mail) research@goo.ne.jp
株式会社オールアバウト 調査担当:清水
(Tel) 03-5447-3770、(Fax) 03-5447-0034、(E-mail) pr@im.allabout.co.jp
《 補足 》
gooリサーチについて http://research.goo.ne.jp/
ポータルサイト「goo」を運営するNTTレゾナントと、日本のリーディングシンクタンクである三菱総研の調査企画力、コンサルティング力が融合した、高品質で付加価値の高いインターネットリサーチ・サービスです。携帯電話でアンケートに答える 「gooリサーチ・モバイル」モニター(8万人)、キーパーソンのビジネスマンを中心とする「gooリサーチ・ビジネス」モニター(5.2万人)、団塊世代・シニア層、ならびに若年層を中心とした郵送調査手法で回答する「郵送調査専属モニター」(3.5万人)を含め、202万人の登録モニターを擁し、消費者向け調査から、法人向け調査、グループインタビューまで、様々な市場調査ニーズに対応しています。 (モニターの人数はいずれも2008年3月現在)
All Aboutについて http://allabout.co.jp/
株式会社リクルートを大株主とする株式会社オールアバウトが運営、約500のテーマごとに、専門の知識や経験を持った人=「ガイド」が、その分野に関する情報を提供する総合情報サイトです。2001年2月15日にサイトオープンし、2007年7月には月間のユニーク・ユーザ数が1,660万人を突破しました。独自記事による展開を中心にシステムだけでは到達しない満足度へ"人"が編集・ナビゲートするサービスです。
調査結果について
1. 調査対象 | 「gooリサーチ」登録モニター 25歳〜39歳の有職者 |
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2. 調査方法 | 非公開型インターネットアンケート |
3. 調査期間 | 平成20年7月29日〜平成20年7月31日 |
4. 有効回答者数 | 1,077名 |
5. 属性 | 【性別】 男性49.4%、女性50.6% 【年代】 25-29歳32.4%、30-34歳34.0%、35-39歳33.6% |
調査結果データ
1. キャリアプランについて
(1) キャリアプランの現状
キャリアプランについて尋ねたところ、目標を決めて実現のための計画を具体的に検討しているのは13.8%だった。「目標をなんとなく考えている」が最も多く35.4%、「考えていない」は29.6%だった。
■キャリアプランについて(n=1,077)
(2) キャリアプラン検討者について
キャリアプランを考えている人に理由を尋ねたところ、「自分の市場価値を高めたい」が最も多く52.8%、続いて「キャリアは自分で考える時代だから」(43.1%)があげられ3位以下を、約20ポイントの差をつけ大きく引き離している。またキャリアプランをどのくらい先まで考えているか尋ねたところ、5年後(28.1%)と3年後(26.5%)が高く合計すると約半数を占める。さらに、キャリアプランを考える際に意見を求めた人や参考にした情報源について尋ねたところ、実際に参考にしたものとしては「友人や同僚」(48.9%)、「会社の先輩や上司」(43.7%)、「インターネット(パソコン)」(42.4%)が、今後参考にしたいものとしても「友人や同僚」(39.2%)、「会社の先輩や上司」(37.6%)、「インターネット(パソコン)」(35.1%)があげられている。
■キャリアプランを考える理由(「あまり考えていない」以外の人 n=758)
■どのくらい先まで、キャリアプランを考えているか(「あまり考えていない」以外の人 n=758)
■キャリアプランの情報源(「あまり考えていない」以外の人 n=758)
(3) キャリアプラン未検討者について
キャリアプランをあまり考えていない人に理由を尋ねたところ、「今はまだ必要ない」(43.0%)と「どうやって考えたらいいかわからない」(35.7%)が高くなっている。
■キャリアプランを考えていない理由(「あまり考えていない」人のみ n=319)
2. ビジネススキルについて
ビジネススキルについて尋ねたところ、現在、持っていると認識しているスキルは「情報収集力」(50.1%)や「理解力」(41.2%)が高い。今後高めたいものとしては「交渉力・説得力」(50.1%)や、「プレゼンスキル・表現力」(48.2%)が高くなっている。
■ビジネススキルについて 現在持っていると思うスキルと今後高めたいスキル(n=1,077)
3. 転職について
(1) 転職の現状
過去3年間に転職について考えたことがあるか(実際の転職は問わない)を尋ねたところ、70.3%の人が「ある」と回答した。また、その際の情報源を訪ねたところ、検討開始時期(転職そのものについて考え始めた時期)は「友人や同僚」(40.4%)や「インターネット(転職・求人情報サイト)」(38.7%)が高くなっている。会社・職種検討期は「インターネット(転職・求人情報サイト)」(39.5%)が、応募・面接準備期では「特にない」(43.5%)が高い。
■転職の検討経験(過去3年間)(n=1,077)
■転職の情報源(転職を検討したことがある人 n=757)
(2) 今後、転職する場合について
今後、転職する場合、何を重視するか聞いたところ、「年収・給与」がもっとも高く45.8%で、「社員や職場の雰囲気」(36.4%)、「勤務時間・休日」(30.1%)などが続く。ただ、キャリアプランの検討状況により異なる点もあり、目標・計画がともにある人は、年収・給与に続き「自分のスキルが伸ばせる・活かせる」(30.2%)が高くなっている。一方で「あまり考えていない」人は「勤務時間・休日」(37.3%)、「社員や職場の雰囲気」(36.4%)が高くなっている。
また、最も相談したい人または利用したい情報源を尋ねたところ、「パートナー・配偶者」(19.0%)、「友人や同僚」(17.1%)、「インターネット(転職・求人サイト)」(12.7%)が高くなっている。キャリアプランの検討状況別で比較してみると、目標・計画がともにある人は「専門家やプロ、詳しい人」(11.4%)や「会社の先輩や上司」(10.1%)が高いようだ。
■今後転職する場合、重視すること
■今後転職する場合、重視すること(キャリアプランの検討状況別)
■今後転職する場合、最も相談したい人または利用したい情報源
■今後転職する場合、最も相談したい人または利用したい情報源(キャリアプランの検討状況別)
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