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モバイルリサーチ第23回:「携帯電話ユーザーのパソコン利用に関する定期調査」

メールは携帯電話で―携帯電話ユーザーのパソコン利用に関する調査(23)

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gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査

このレポートはインターネットコムとgooリサーチによる、「携帯電話ユーザーのパソコン利用に関する定期調査」の第23回である。この調査では、携帯電話ユーザーのネット利用をパソコンとの比較をメインに調査していくものである。

今回は第19回と同じく、「メール」をテーマに調査を行った。

調査対象は全国10代~50代以上の携帯電話ユーザー1,088人。男女比は男性33.9%、女性66.1%。年齢別は10代8.0%、20代37.1%、30代32.6%、40代16.4%、50代以上5.9%。「モバイル調査」などと同様、携帯電話を活用したリアルタイムアンケートで調査を行った。

まず、パソコンを所有している携帯電話ユーザー1,073人(全体の98.6%)に、「Eメールの送受信は、パソコンと携帯電話のどちらをメインとして利用していますか」と尋ねたところ、「パソコン」が29.7%(319人)、「携帯電話」が53.8%(577人)で、携帯電話をメインとするユーザーがパソコンをメインとするユーザーを24.1ポイントも上回った。

この質問は第19回でも行っており、19回では「パソコン」が37.2%、「携帯電話」が41.9%だったことから、今回、Eメール送受信では「携帯電話」がメインのユーザーが、10ポイント以上も増加していることになる。

ちなみに、同じ質問を第2回、第5回、第8回、第11回、第14回、第16回と続けているが、これまで「パソコン」「携帯電話」の両方とも、大体40%前後で推移している。

今後は携帯電話の優位が続く傾向となるのかどうか、注目していきたい。

また、「パソコン」と「携帯電話」のアドレス帳の登録件数では、どちらが多いかを聞いてみたところ、「携帯電話」87.7%(941人)、「パソコン」8.4%(90人)という結果になった。

第19回では「携帯電話」が83.9%と、「パソコン」の11.0%を圧倒したが、今回はさらにそれが押し進んだ。

さらに、「携帯電話」をメインにEメールの送受信に利用している577人に対し、その理由を聞いてみたところ、「いつでも手元にあるから」90.5%(522人)、「手軽だから」77.1%(445人)、「よく連絡する相手のアドレスが携帯電話にしか登録していない」57.4%(331人)の順位だった。

これは、もっともな理由である。いつでも手元にあるから、必要な相手にはすぐに連絡するだろうし、送受信の履歴が残れば、アドレス帳への登録も簡単だ。当然、「携帯電話」のアドレス帳のほうが登録件数は増えるだろう。その結果、Eメールの送受信は「携帯電話」で、ということになる。

<調査概要>

  • 実施期間: 2010/12/07~2010/12/09
  • 有効回答数: 1,088

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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