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モバイルリサーチ第22回:「携帯電話ユーザーのPC利用に関する調査」

「携帯電話」のサイト閲覧、5.4ポイント下降するも10%台を維持―携帯電話ユーザーのパソコン利用に関する調査(22)

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gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査

このレポートはインターネットコムとgooリサーチによる、「携帯電話ユーザーのパソコン利用に関する定期調査」の第22回である。この調査では、携帯電話ユーザーのネット利用をパソコンとの比較をメインに調査していくものである。
今回は第20回と同じく、「サイト閲覧」をテーマに調査を行った。

調査対象は全国10代~50代以上の携帯電話ユーザー1,079人。男女比は男性38.5%、女性61.5%。年齢別は10代5.4%、20代32.2%、30代34.7%、40代19.6%、50代以上8.2%。「モバイルリサーチ」と同様、携帯電話を活用したリアルタイムアンケートで調査を行った。

今回も、パソコンを所有する携帯電話ユーザーが、Webサイトを利用する際に、パソコンと携帯電話のどちらをメインで使っているのかを見てみよう。

パソコンを所有している回答者1,069人に「インターネットのWeb&サイトを見る際、パソコンと携帯電話のどちらをメインとして利用していますか」との質問を行った。

結果は、「パソコン」80.4%(859人)、「携帯電話」11.4%(122人)だった。第20回では、それぞれ72.1%と16.8%だったので、今回は「パソコン」が8.3ポイント上昇、「携帯電話」が5.4ポイント下降した。

「携帯電話」は第20回では第17回から7.4ポイント増加し、今後増加が継続するかに思われたが、今回、かなり大幅な下降となった。ただし、第17回の9.4%を下回ることはなかった。

ちなみに、「携帯電話」のみを取り出すと、第10回6.2%、第13回8.3%、第17回9.4%、第20回16.8%、そして今回11.4%という動きを示している。第20回で10%台に上り詰め、第22回で再び下降したものの10%台を維持していることから、今後また、漸増、漸減を繰り返しつつ、結果としては、徐々に上昇していくのだろうか。今後の動向に注目したいところだ。

また、それぞれの回答者に、PC・携帯でWebサイトを閲覧する理由をすべて答えてもらったところ、前回同様、「携帯電話」では「いつでも手元にあるから」(95.9%)、「手軽だから」(81.1%)という回答が多数で、「パソコン」では「携帯電話よりも情報が豊富だから」(81.7%)という回答が圧倒的だった。

それでは、いつでも手元にあり、手軽に使える「携帯電話」からフルブラウザを使い、「パソコン」と同様の情報を得られるようになった場合、「携帯電話」経由でのサイト閲覧は爆発的に増加するのだろうか。あるいは、「携帯電話」の表示画面や操作性に阻まれて、ある程度の数字にとどまるのだろうか。こちらも今後の動向が気になるところである。

<調査概要>

  • 実施期間: 2010/11/05~2010/11/08
  • 有効回答数: 1,079

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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