
モバイルリサーチ第20回:「携帯電話ユーザーのPC利用に関する調査」
携帯電話での Web サイト閲覧が前回より7.4ポイント増加―携帯電話ユーザーのパソコン利用に関する調査(20)
gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査
このレポートはインターネットコムとgooリサーチによる、「携帯電話ユーザーのパソコン利用に関する定期調査」の第20回である。この調査では、携帯電話ユーザーのネット利用をパソコンとの比較をメインに調査していくものである。
今回は第17回と同じく、「サイト閲覧」をテーマに調査を行った。
調査対象は全国10代~50代以上の携帯電話ユーザー1,088人。男女比は男性28.5%、女性71.5%。年齢別は10代8.7%、20代43.0%、30代29.8%、40代13.9%、50代以上4.6%。「モバイルリサーチ」と同様、携帯電話を活用したリアルタイムアンケートで調査を行った。
今回も、パソコンを所有する携帯電話ユーザーが、Webサイトを利用する際に、パソコンと携帯電話のどちらをメインで使っているのかを見てみよう。
パソコンを所有している回答者1,071人に「インターネットのWebサイトを見る際、パソコンと携帯電話のどちらをメインとして利用していますか」との質問を行った。
結果は、「パソコン」72.1%(772人)、「携帯電話」16.8%(180人)となっており、携帯電話が第17回(9.4%)から7.4ポイント増加した。まだまだ、PCでのサイト閲覧には追いつかないものの、今後徐々に携帯電話からの閲覧が増加するのかもしれない。
また、それぞれの回答者に、PC・携帯でWebサイトを閲覧する理由をすべて答えてもらったところ、PCでは、「携帯電話よりも情報が豊富だから」(82.5%)という回答が圧倒的だったが、携帯電話では「いつでも手元にあるから」(96.1%)、「手軽だから」(77.8%)が多かった。
それでは、もし今後、携帯電話で閲覧できるサイトの情報が、PCと同等になった場合、携帯電話をサイト閲覧のメインのデバイスにするユーザーが増える、ということになるのだろうか。
<調査概要>
- 実施期間: 2010/09/07~2010/09/08
- 有効回答数: 1,088
NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。