gooリサーチ と 週刊エコノミスト による共同企画調査
週刊エコノミスト 2009年8月4日号
gooリサーチと週刊エコノミストによる共同企画調査<第14弾>
第14回[ネットで聞きました] 温室効果ガス削減の目標値をどう思う?
~「適当だ」が最も多く、「高すぎる」それに続いた~
週刊エコノミストがNTTレゾナントの協力を得て行ったインターネット調査が、2009年7月27日発売の「週刊エコノミスト(2009年8月4日号)」に掲載されました。

調査結果について
政府は、2020年までの温室効果ガス削減の目標値を、05年比で15%減(1990年比で8%減)と定めた。環境団体などからは、低炭素社会の実現のためにもっと高い数値を掲げて努力すべきだという意見がある。一方、経済界からは、目標が高すぎて産業界や個人への負担が重くなる、という批判が出ている。そこで、この目標値15%について聞いてみた(答えは1つ)。
「適当だ」が最も多かったが、5ポイント差で「高すぎる」が続いた。「低すぎる」は「高すぎる」を大きく下回った。
環境を守るか、経済成長に重きを置くかをせめぎ合っている間にも、地球の温暖化は進行している。科学者からは、2020年までに先進諸国全体が90年比で少なくとも25%を削減しなければ地球は深刻な被害を受ける、との指摘も出ている。
目標設定は国と国との駆け引きにもなりがちだ。7月のラクイラ・サミットでも、新興国が参加する「主要経済国フォーラム(MEF)」の首脳宣言で、排出削減の数値目標を明記できなかった。地球の未来はどうなるのか。5カ月後に迫った、2013年以降の温暖化対策の枠組みを決める「国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)」に注目が集まる。
(週刊エコノミスト編集部)
<調査概要>
- 実施期間: 2009/06/18~2009/06/22
- 有効回答数: 1,087
NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。