
gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査
この「モバイルリサーチ with goo」では、gooリサーチとjapan.internet.comが共同で、携帯電話を活用したリアルタイムアンケートを定期的に行い、その結果を発表している。
今回は第45回に続き、「モバイル広告」について質問を行った。
■携帯電話でのワード検索経験者は約84.2%
前回調査と同様にまず、モバイルにおけるワード検索の利用状況を見てみよう。すべての回答者に対して「携帯電話でワード検索を行ったことはありますか」との質問を行った。
「ある」との回答は84.2%(865人)と、前回の83.2%から1ポイントほど増加した。前々回(第42回)は86.1%であり、モバイルにおけるワード検索経験者は引き続き8割強で推移している。
■○○でモバイル検索は47.7%が経験
テレビなどでおなじみの「○○で検索」に関して見てみよう。モバイル検索経験者865人に「テレビやポスターなどの「○○で検索してください」といった広告を見て、携帯電話でワード検索を行ったことはありますか」との質問を行った。
「ある」との回答は47.7%(413人)。半数近くが、広告の文言を元に携帯電話から検索を行った経験があるとの結果だ。
■目的の情報にたどり着けないケースも...
では、その広告からモバイル検索で目的の情報にはどの程度がたどり着いただろうか。携帯電話で「○○で検索」を行った413人に「その際に目的の情報にたどり着けましたか」との質問を行った。
「たどり着けた」との回答は42.9%(177人)と4割程度。「だいたいたどり着けた」50.6%(209人)を加えると9割を超えるが、「あまりたどり着けたことがない」が6.3%(26人)見られるなど、検索と連動したクロスメディア広告は、モバイルにおいてはまだ改善の余地があるのかもしれない。
調査は、日本全国に住む10代~50代以上の男女合わせて1,027人を対象に実施。男女比率は、男性41.1%、女性58.9%。年齢層分布は、10代2.5%、20代28.2%、30代41.0%、40代22.4%、50代以上5.7%。
<調査概要>
- 実施期間: 2009/05/08~2009/05/12
- 有効回答数: 1,027
NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。