gooリサーチ と ネットマイル による共同企画調査
報道発表資料 平成20年6月19日
NTTレゾナント株式会社
株式会社ネットマイル
【gooリサーチ・ネットマイル共同】
携帯電話保有者30,000人調査
携帯電話の購入決定(店頭での説明の重視度)に関する調査
~店頭での案内・説明を受け、その場で新機種を決定する人は約3割~
総括
携帯電話業界では、各キャリアの2年契約型の料金プランや割賦制を軸とした新販売モデル、携帯電話番号ポータビリティ制度以前から兆候が現れていた一般消費者市場の飽和により競争が激化しています。
このような背景から、携帯電話番号ポータビリティ制度が始まる以前(2006年10月24日)に比べ店頭での案内・説明が購入の決定要因に占める割合が高まっていると考えられます。実際の販売店でも、以前より店頭販売員の案内・説明等を強化しつつあることから、今回「新機種を購入する際、店頭での案内・説明をどの程度重視しているのか」、「現在利用している機種とこれまでに利用していた機種で店頭での案内・説明の重視度がどのように変化したか」について調査しました。
結果は、購入の際の最も決め手となった情報として、現在利用している機種とこれまでに利用していた機種ともに「店頭」を挙げた人は約6割程度に達しました。また、新機種購入の際に店頭での案内・説明を受けて、その場で決定する人は約3割で、現在利用している機種とこれまでに利用していた機種での変化はみられませんでした。尚、この傾向は2007年12月と2008年5月でも同様の結果になりました。
このことから、店頭での案内や説明は比較検討しているユーザにとって機種購入の決定要因として重要な要素であり、携帯電話事業者にとって今後もこの動向には注目すべき必要があると考えられます。
調査結果のポイント
1. 最も決め手となった情報、半数が「店頭で見て(聞いて)」
現在利用している機種、これまでに利用していた機種ともに、購入の際に最も決め手となった情報について、半数が「店頭で見て(聞いて)」と回答している。携帯電話購入の際、ユーザにとって店頭での案内・説明が購入の決定要因として重要であることが確認できる。この傾向は、2007年12月と2008年5月で同じ傾向である。
2. 店頭での説明を受けて、その場で機種を決定した人は約3割
店頭での案内・説明を受けて、機種をその場で決定した人が約3割を占める。この傾向は、2007年12月と2008年5月では変化はなく、現在利用している機種、これまでに利用していた機種ともに変わらない。
3. 携帯電話購入の際、約6割が機種の比較検討
携帯電話購入の際、約6割が機種の比較検討をしている。一方、購入する機種を最初から決めていた人は約4割程度になる。この傾向は、2007年12月と2008年5月で同じ傾向である。
<本件に関するお問合わせ>
NTTレゾナント株式会社 ポータル事業本部 広報担当
TEL:03-5224-5500 e-mail: pr@nttr.co.jp
株式会社ネットマイル 広報担当: 江澤、村井
TEL:090-1842-4674 FAX:03-5217-3901 e-mail: press@netmile.co.jp
《 補足 》
【 gooリサーチについて 】 http://research.goo.ne.jp/
ポータルサイト「goo」を運営するNTTレゾナントと、日本のリーディングシンクタンクである三菱総研の調査企画力、コンサルティング力が融合した、高品質で付加価値の高いインターネットリサーチ・サービスです。携帯電話でアンケートに答える 「gooリサーチ・モバイル」モニター(8.9万人)、キーパーソンのビジネスマンを中心とする「gooリサーチ・ビジネス」モニター(5.9万人)、団塊世代・シニア層、ならびに若年層を中心とした郵送調査手法で回答する「郵送調査専属モニター」(3.5万人)を含め、227万人の登録モニターを擁し、消費者向け調査から、法人向け調査、グループインタビューまで、様々な市場調査ニーズに対応しています。 (モニターの人数はいずれも2008年6月現在)
【ネットマイルリサーチについて 】 http://research.netmile.co.jp/
ネットマイルリサーチは、インターネット上の共通ポイントプログラム「ネットマイル」(運営:株式会社ネットマイル)登録会員を調査モニターとして活用した、インターネット調査サービスです。ネットマイルは、累計登録会員数約384万人(2008年5月末現在)を誇り、日本最大級。2007年12月、インターネット業界最大規模のオンラインイベントである『 Web of the Year 2007 』ポイント部門で第1位に選ばれました。
ネットマイルリサーチには、低コストでスピーディーかつ高クオリティな「Easyリサーチ」をはじめ、小・中学生対象の「Kidsリサーチ」、リサーチシステムのみ利用の「ASPリサーチ」、会場・郵送調査「Realリサーチ」、中国・アジア地域などの海外調査を行う「Globalリサーチ」、自由度の高い「Customリサーチ」、事前スクリーニングのコスト削減を実現した「bdbリサーチ」など、豊富なサービスメニューをご用意。あらゆるお客様のニーズにお応えします。
調査概要
【平成19年12月19日〜平成19年12月22日】
1. 調査対象 | 「gooリサーチ」登録モニター(携帯電話・PHS保有者)及びネットマイル社会員 |
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2. 調査方法 | 非公開型インターネットアンケート |
3. 調査期間 | 平成19年12月19日〜平成19年12月22日 |
4. 有効回答者数 | 35,395名 |
5. 回答者の属性 | 【年代】: 20-24歳 4.9%、25-29歳10.3%、30-34歳18.2%、35-39歳20.2%、40-44歳17.0%、45-49歳12.2%、50-54歳 7.0%、55-59歳 4.7%、60-64歳 2.2%、65-69歳 1.3%、70歳以上 0.7% 【性別】: 男性:54.1% 女性:45.9% 【利用キャリア・機種】: NTTドコモ(mova)8.8%、NTTドコモ(FOMA)38.4%、au CDMA1X(WIN以外)7.1%、au CDMA1X WIN 23.4%、SoftBank3G以外 5.3%、SoftBank3G 14.5%、TU-KA 0.4%、イー・モバイル 0.1%、NTTドコモ(PHS)0.1%、WILLCOM(データ通信専用)1.8%、WILLCOM(データ通信専用)0.04% |
【平成20年5月27日〜平成20年5月28日】
1. 調査対象 | 「gooリサーチ」登録モニター(携帯電話・PHS保有者) |
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2. 調査方法 | 非公開型インターネットアンケート |
3. 調査期間 | 平成20年5月27日〜平成20年5月28日 |
4. 有効回答者数 | 1,983名 |
5. 回答者の属性 | 【年代】: 19歳以下 1.5%、20-24歳 5.3%、25-29歳12.7%、30-34歳19.6%、35-39歳18.8%、40-44歳15.1%、45-49歳11.8%、50-54歳 5.4%、55-59歳 4.3%、60-64歳 2.7%、65-69歳 1.9%、70歳以上 0.9% 【男女】: 男性:48.3% 女性:女性 51.7% 【利用キャリア・機種】: NTTドコモ(mova)6.4%、NTTドコモ(FOMA)41.3%、au CDMA1X(WIN以外)4.6%、au CDMA1X WIN 25.1%、SoftBank3G以外 4.2%、SoftBank3G 16.3%、イー・モバイル 0.6%、WILLCOM(データ通信専用)0.8%、WILLCOM(データ通信専用)0.3% |
調査結果データ
(1) 機種・キャリア変更の経験
「機種変更(電話機の買い替え)の経験のみある」方が約半数を占め、「機種変更(電話機の買い替え)とキャリア変更の経験どちらもある」方が約4割で続く。この傾向は、2007年12月と2008年5月で変わらない。【図1】
【図1】機種変更、または、キャリア変更の経験
(2) 携帯電話購入の際の比較検討状況
携帯電話購入の際、約6割が機種の比較検討をしている。
携帯電話購入の際の比較検討状況について尋ねたところ、「携帯電話・PHS会社は決まっていたが、機種は比較検討して決めた人」が約5割を占め、最も高い。 次いで、「購入する機種を最初から決めていた人」が約4割。「比較検討して、携帯電話・PHS会社も機種も決めた人」が約1割と続く。この傾向は、2007年12月と2008年5月で現在利用している機種・これまでに利用していた機種共にほとんど変化は見られない。【図2】
【図2】携帯電話購入の際の比較検討状況
(3) 店頭での情報をうけて、機種を決定したタイミング
店頭での説明を受けて、その場で機種を決定した人は約3割を占める。
この傾向は、2007年12月と2008年5月で現在利用している機種・これまでに利用していた機種共に変わらない。携帯電話購入の際、比較検討しているユーザにとって店頭での案内や説明は購入の決定要因として重要な要素であることがわかる。
機種を決定する際に「店員の説明を受けて」機種を決定した人は、全体の約3割強を占める。その内訳をみると、「店頭の説明を受けてその場で決定した人」が約30%、「店頭の説明を受けた上でそれ以降に決定した人」が約6%を占め、2007年12月と2008年5月で現在利用している機種とこれまでに利用していた機種での傾向は変わらない。
一方、店頭での説明を受けない人の内訳をみると、「店頭で端末を自分で見て、その場で決定した人」が約3割、「店頭に展示されている端末を自分で見た上で、それ以降に決定した人」が1割強、「店に行くのはあくまでも買うため(店頭でじっくり見ることはあまりしない・参考にしない)人」が約2割となる。【図3】
【図3】店頭での情報をうけて、どのくらいのタイミングで機種を決定したか
(4) 最も決め手となった情報
現在利用している機種・これまでに利用していた機種共に、半数が「店頭で見て(聞いて)」と回答している。この傾向は、2007年12月と2008年5月で変わらない。
店頭情報の重視度がわかるが、その他「カタログを見て」(約17%)「携帯電話・PHS会社のホームページ」(約10%)の順。この傾向は現在利用している機種・これまでに利用していた機種ともに変わらない。【図4】
【図4】最も決め手となった情報
<調査概要>
- 実施期間: 2007/12/19~2007/12/22/2008/05/27~2008/05/28
- 有効回答数: 35,395/1,983
NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。