gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査
gooリサーチとjapan.internet.comによる共同調査<モバイルリサーチ with goo(11)>
モバイルリサーチ第11回:「広告に関する調査(11)」
~広告に対して、購入とは関係ない感想が微増~
携帯電話で回答を集めている「モバイルリサーチ with goo」。今回は11回目となるが、第1回から「広告」をテーマに、回答時の状況や、目に入った広告、広告に対してどのような感想を持ったかなどを調査している。
調査結果について
■ 自宅からの回答、今回も半数以上
毎回、アンケート回答時にいる場所としてもっとも多いのは「自宅」。今回も自宅にいたユーザーは51.90%(1068人)とトップであった。前回の50.86%よりも増加している。2位でそれに次ぐ「会社等の勤務先、学校」も定位置で、24.93%(513人)。3位も変わらず「電車の中」で7.29%(150人)。それ以下は、1桁台以下で続く。移動中よりも、ちょっとした休憩時間などに回答を行う傾向が強いといえるだろう。
■ 「特に何もしない」という感想が減少
現在いる場所において、目に入る広告があるという回答者は29.15%(600人)。この値もほぼ変化がない。しかし、「その広告を見て、なんらかの行動を起こしたいと思いましたか」との質問では、「特に何もしない」という回答が、前回の71.23%から減少して、65.33%(392人)となっている。代わりに目立って増えた回答は「その他」で、5.67%(34人)。
「ネットで検索してみる」といった詳細への興味、「お客さまに勧める」のような紹介行動、「他社と比較・検討したい」とのブランド自体ではなく、その商品ジャンルへの興味の喚起といったものが見られる。広告が引き起こす購買欲求ではない感想が少しずつ目立ってきたようだ。
■ 広告に対して、購入とは関係ない感想が微増
「話のネタにしたい」7.83%(47人)、「具体的に内容を調べたい」8.17%(49人)も若干は増えているが、「その他」には具体的にどのような回答があったかをチェックしてみたところ、購買行動とは関係のない回答が多く見られた。
「ネットで検索してみる」といった詳細への興味、「お客さまに勧める」のような紹介行動、「他社と比較・検討したい」とのブランド自体ではなく、その商品ジャンルへの興味の喚起といったものが見られる。広告が引き起こす購買欲求ではない感想が少しずつ目立ってきたようだ。
この「モバイルリサーチ with goo」では、gooリサーチとjapan.internet.comが共同で、「広告」をテーマに携帯電話を活用したリアルタイムアンケートを定期的に行い、その結果を発表していく。
調査は、日本全国に住む10代〜50代以上の男女合わせて2,058人を対象に実施。男女比率は、男性41.05%、女性58.95%。年齢層分布は、10代4.38%、20代32.56%、30代42.18%、40代18.27%、50代以上2.63%。
<調査概要>
- 実施期間: 2006/04/03~2006/04/09
- 有効回答数: 2,058
NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。