gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査
gooリサーチとjapan.internet.comによる共同企画調査<アンカーリサーチ with goo (66)>
第6回 Webメールに関する調査
~未使用者の約3割が「Web メールを利用したい」~
この「アンカーリサーチ with goo」では、gooリサーチと japan.internet.com が共同で、注目されているテーマについて定期的にアンケートを行い、その結果を発表している。
今回は「Web メールに関する調査」の第6回目調査結果をレポートする。現在、様々なポータルサイトから Web メールが提供されており、2004年からは機能や容量を拡充させた、有料版 Web メールも出現している。このようなことから Web メールの動向を見るため、Web メールに関する調査を実施した。
調査対象は、全国の10代から60代以上の男女1,088人。男女比率は男性:42.92%、女性:57.08%。年齢層分布は、10代:2.11%、20代:22.43%、30代:40.90%、40代:23.71%、50代:8.18%、60代以上:2.67%。
調査結果について
■現在の Web メールユーザー、およそ84%
現在の Web メールユーザーは、前回より約1ポイント増え83.82%、Web メール未使用者は16.18%だった。
Web メールサービスを利用している912人に、使用中の Web メールサービスに対する満足度(「満足」「やや満足」の合計)を尋ねたところ、最も多かったのは前回と同様に「メールボックスの容量」で69.62%。次いで「画面の見やすさ」65.57%、「画面のデザイン」64.25%だった。ちなみに、有料の Web メールを利用している人は、Web メールユーザーのうち23.24%(212人)という結果だった。
■約9割が Web メールを「週1回以上」利用
Web メールの利用頻度は、「毎日」が最も多く68.20%。「週に1回以上」Web メールを利用する人は、前回より2.06ポイント増え91.55%だった。
また、Web メールアドレスの保有数を尋ねたところ「1個」がトップで30.26%、「2個以上」持っている人は約4ポイント減り69.74%だった。
Web メールの利用目的(複数選択可)は、「メールマガジン登録用」(58.11%、530人)、「友人・知人用」(54.71%、499人)、「懸賞登録用」(54.28%、495人)と続き、前回から順位の変動は見られなかった。
■Web メールサービスは「料金」を重視――7割超
Web メールの各機能の利用状況について聞いたところ、「ウイルスチェック機能」が前回より4.11ポイント増えて46.82%でトップ。その他、「受信拒否機能」が44.85%、「POP 受信(プロバイダメール受信)機能」35.31%と続いた。
また、Web メールサービスを選ぶ際に重視する点は(複数選択可)、「料金が安い(あるいは無料)」76.64%(699人)、「メール容量が大きい」35.86%(327人)、「ウイルスチェック機能が充実している」32.24%(294人)と続き、満足度が高かった「画面の見やすさ/デザイン」よりも、料金や容量を重視している人が多かった。
■約3割の未使用者が「今後 Web メールを利用したい」
無料 Web メールサービスが有料になった場合「継続して利用する」8.77%、「料金によっては利用する」38.93%となり、有料になっても利用意向がある人は47.70%を占めた。
Web メール未使用者176人に、Web メールを使用しない理由(複数選択可)を聞いたところ、「現行のメールで十分だから」が最も多く85.80%(151人)だった。
しかし、Web メールで利用可能な機能などを見せた後、今後の Web メールの利用意向を尋ねると「是非利用したい」「利用したい」の合計が、前回より約4ポイント増えて27.27%という結果を得た。
次回は、第20回携帯電話買い替えニーズに関する調査の結果をレポートする。(調査協力:japan.internet.com)
<調査概要>
- 実施期間: 2005/09/26~2005/09/28
- 有効回答数: 1,088
NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。