gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査
gooリサーチとjapan.internet.comによる共同企画調査<アンカーリサーチ with goo (50)>
第2回Web メールに関する調査
~利用目的は「メルマガ登録用」―57.7%~
この「アンカーリサーチ with goo」では、gooリサーチと japan.internet.com が共同で、注目されているテーマについて定期的にアンケートを行い、その結果を発表していく。
今回は「Web メールに関する調査」の第2回目調査結果をレポートする。現在、様々なポータルサイトから Web メールが提供されており、2004年からは機能や容量を拡充させた、有料版 Web メールも出現している。このようなことから Web メールの動向を見るため、Web メールに関する調査を実施した。
調査対象は、全国の10代から60代以上の男女1,007人。男女比率は男性42.8%、女性57.2%。年齢層分布は、10代3.0%、20代23.5%、30代40.4%、40代22.4%、50代8.0%、60代以上2.6%。
調査結果について
■機能の満足度、トップは「メールボックスの容量」
現在の Web メール利用者は80.1%、未使用者は19.9%だった。全体の約8割が Web メールを利用していることになる。
利用している Web メールサービスへの満足度(「満足」「やや満足」の合計)が最も多かったのは、前回と同様に「メールボックスの容量」で68.6%だった。その他「画面の見やすさ」65.4%、「画面のデザイン」64.6%と、順位の変動はなかった。
■約9割が「週1回以上」Web メールを利用
Web メールの利用頻度は「毎日」が最も多く、前回より2.9ポイント増えて64.4%。週1回以上 Web メールを利用している人は、Web メール利用者のうち約9割を占めた。
Web メールアドレスの保有数は「1個」が最多回答で30.2%。次いで「2個」26.8%、「3個」21.1%だった。
さらに、Web メールアドレスを「2個以上」持っている人は69.8%おり、約7割の人が Web メールアドレスを掛け持ちしていることがわかった。
■最も利用しているのは「ウィルスチェック機能」―約4割
Web メールの利用目的は(複数選択可)、「メールマガジン登録用」57.7%(466人)、「友人・知人用」55.9%(451人)、「懸賞登録用」55.3%(446人)と続いた。
Web メールの各機能の利用状況を調べたところ、最も利用されているのは「ウィルスチェック機能」で、前回より0.7ポイント増えて44.6%。次いで「受信拒否機能」41.6%、「フォルダ振り分け機能」35.8%という結果を得た。
■重視するのは「操作性」より「料金」や「容量」
Web メールサービスを選ぶ際に重視する点(最大3つまで選択可)で、トップだったのは「料金の安さ(あるいは無料)」で78.1%(630人)。その他「メール容量が大きい」38.0%(307人)、「ウィルスチェック機能が充実している」30.1%(243人)と続いた。このことから、操作性や機能の多さよりも、メール容量やウィルス対策の充実度の方が重視されていることがわかる。
■今後の Web メール利用意向は27.0%
現在 Web メールを利用していない200人に、利用しない理由(複数選択可)を聞いたところ、「現行メールで十分だから」がトップで90.0%(180人)。「セキュリティ対策が不十分そうだから」15.0%(30人)、「利用方法がわからなかったから」14.0%(28人)が続いた。
さらに、今後の Web メールの利用意向は、前回より6.5ポイント増えて27.0%(54人)が「是非利用したい」、「利用したい」と答えた。
次回のアンカーリサーチ with goo では、「携帯電話買い替えニーズに関する調査」の第16回目をレポートする。(調査協力:japan.internet.com)
<調査概要>
- 実施期間: 2005/05/30~2005/05/31
- 有効回答数: 1,007
NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。