gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査
gooリサーチとjapan.internet.comによる共同企画調査<アンカーリサーチ with goo (54)>
第3回Webメールに関する調査
~7割以上が Web メールアドレスをかけ持ち~
この「アンカーリサーチ with goo」では、gooリサーチと japan.internet.com が共同で、注目されているテーマについて定期的にアンケートを行い、その結果を発表していく。
今回は「Web メールに関する調査」の第3回目調査結果をレポートする。現在、様々なポータルサイトから Web メールが提供されており、2004年からは機能や容量を拡充させた、有料版 Web メールも出現している。このようなことから Web メールの動向を見るため、Web メールに関する調査を実施した。
調査対象は、全国の10代から60代以上の男女1,000人。男女比率は男性47.4%、女性52.6%。年齢層分布は、10代2.4%、20代23.2%、30代38.9%、40代26.8%、50代6.4%、60代以上2.3%。
調査結果について
■「機能の多さ」より「見やすさ」や「容量」に満足
現在の Web メール使用者は、前回より3.3ポイント増えて83.4%、Web メール未使用者は16.6%という結果。
Web メール使用者834人に、使用中の Web メールサービスへの満足度(「満足」、「やや満足」の合計)を聞いたところ、「画面の見やすさ」63.5%、「メールボックスの容量」62.9%、「画面のデザイン」62.3%と続いた。
■7割以上が Web メールをかけ持ち
Web メールの利用頻度は、依然として「毎日」がトップで63.7%。次いで「週に3〜5回」13.3%、「週1〜2回」11.9%。Web メールを「週1回以上」利用している人は前回より若干減ったが88.9%と、引き続き約9割を占めている。
Web メールアドレスの保有数は、「2個」が最も多く29.3%。また「2個以上」Web メールアドレスを持っている人は、5.3ポイント増えて75.1%だった。
■メルマガ登録で Web メール利用―56.1%
Web メールの利用目的を尋ねたところ(複数選択可)、「メールマガジン登録用」が56.1%(468人)で前回から引き続きトップ。その他「懸賞登録用」53.6%(447人)、「友人・知人用」51.0%(425人)と続き、前回の2位と3位が今回入れ替わった。
Webメールの各種機能の利用状況を調べたところ、前回2位だった「受信拒否機能」がトップとなり41.7%。次いで「ウイルスチェック機能」41.4%、「フォルダ振り分け機能」34.4%だった。
■約6%は有料でも Web メールを「利用する」
Web メールサービスを選ぶ時に重視する点(最大3つまで選択可)で、最も多かったのは前回と同様に「料金が安い(あるいは無料)」で77.1%(643人)。その他「メール容量が大きい」38.9%(324人)、「ウイルスチェック機能が充実している」28.3%(236人)が続き、順位に変動はなかった。
さらに、現在利用中の無料 Web メールサービスが有料になった場合、「継続して利用する」と回答した人は、前回より約1ポイント増加して6.4%だった。
■Web メール未使用者の約3割が今後「利用したい」
現在 Web メールサービスを利用していない166人に、利用しない理由を尋ねたところ(複数選択可)、「現行メールで十分だから」がトップ(84.3%、140人)。次いで「セキュリティ対策が不十分そうだから」(13.9%、23人)、「利用法方がわからなかったから」(9.0%、15人)という結果だった。
また、今後の Web メールの利用意向を聞いたところ、「是非利用したい」「利用したい」人の合計が、4.3ポイント増えて31.3%と、3割を超えた。
次回は、第17回携帯電話買い替えニーズに関する調査の結果をレポートする。(調査協力:japan.internet.com)
<調査概要>
- 実施期間: 2005/06/27~2005/06/28
- 有効回答数: 1,000
NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。