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携帯電話のマナーに関する調査

半数以上が、駅の構内を歩きながら携帯メール

共同調査 伝える ダウンロード

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gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査

携帯電話が人々の日常生活に登場してずいぶん時間がたった。通信方式がアナログからデジタルに変わり、通津裏裏に普及するにつれ、そのマナーも話題になるようになった。

2000年代の前半までの主流は多機能電話で、主要な機能は音声通話だったため、電車やバスの車内などの公共輸送機関、劇場や病院、図書館などの公の場所で通話する人も多かった。そこで、それがマナー違反だとして非難された。

ところが、最近のスマートフォンの普及で、公の場所で通話する人は減少したが、駅構内や道路を歩きながらメールやBlogなどの書き込みをする人が増えたようだ。

5月に行った調査では、電車内で通話したことが「日常的にある」と回答したのはわずか1.1%だった。一方、駅構内や道路で、歩きながら携帯電話を操作したことがある人は、86.9%も存在した。

そこで、インターネットコムとgooリサーチでは、「携帯電話のマナー」に関する調査を再度行ってみた。

調査対象は、全国10代~60代以上のインターネットユーザー1,074人。男女比は男性52.4%、女性47.6%、年齢別は10代16.7%、20代18.4%、30代21.5%、40代16.1%、50代15.5%、60代以上11.7%。

全体1,074人にのうち、外出時に(常に/大体/時々)携帯電話(スマートフォン)を持ち歩いている、と回答したのは94.8%(1,018人)。

この1,018人のうちの55.8%(568人)が、(日常的に/たまに)ホームなどの駅の構内を歩きながら、携帯電話を操作(メールを閲覧、受信、送信)したことがある、と回答した。

駅構内での歩きながらのメール操作は危険である。ホームから転落する危険、他の乗客と衝突する危険などなど、わかってはいても、一刻も早くメールを確認したい、返信したいユーザーが多いのだろうか。また、メールの送信相手もそれを期待しているのだろうか。

われわれは、20世紀前半には考えられなかった便利な社会に住んでいるが、それに伴う危険も多い。

<調査概要>

  • 実施期間: 2011/12/19~2011/12/22
  • 有効回答数: 1,074

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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