
gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査
「フラッシュマーケティング」とは、商品やサービスの販売するとき、割引価格や特典付きのクーポンを、期間限定でインターネット上で販売する手法だ。通常、24時間から72時間程度の短時間(フラッシュ)に、集客と販売、見込み顧客の情報収集を行う。
日本では「共同購入型クーポン」と呼ばれる。
この「フラッシュマーケティング」で有名なのは、米国発のサービスである「グル―ポン」だ。昨年の年末から正月にかけて、おせち料理でトラブルが発生、一躍知名度がアップした。
その後約半年が経過したが、ユーザーの反応はどうだろうか。
そこで、インターネットコムとgooリサーチでは、「フラッシュマーケティング」に関する調査を行ってみた。
調査対象は、全国10代~60代以上のインターネットユーザー1,100人。男女比は男性52.7%、女性47.3%、年齢別は10代16.4%、20代18.2%、30代21.5%、40代16.2%、50代15.6%、60代以上12.2%。
調査の結果、全体1,100人のうち、「共同購入型クーポン」について、読んだ/聞いたことがあるユーザーは、84.0%(924人)にものぼることがわかった。
この924人のうち、「購入したことがある」ユーザーは25.6%(237人)。つまり、全体の21.5%(全体1,100人に対する237人の割合)が、購入した経験があることになる。
そこで、購入したことのあるクーポンを聞いてみたところ、トップはリクルートの「ポンパレ」(188人)で、次に「グル―ポン・ジャパン」(127人)が続き、3位以下を大きく引き離した。
日本のクーポン戦争は、「ポンパレ」と「グル―ポン」の一騎打ちとなるのだろうか。それとも、新たな企業が参入してくるのだろうか。
<調査概要>
- 実施期間: 2011/08/02~2011/08/03
- 有効回答数: 1,100
NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。