
gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査
2011年3月11日午後に東北地方太平洋沖地震が発生、その後、首都圏の交通機関がほとんどすべて停止した。帰宅手段を失った、首都圏で働く大勢の人々はその後どうしただろうか。
そこで、インターネットコムとgooリサーチでは、「地震発生の当日」に関する調査を行ってみた。
調査対象は、東京都、神奈川県、埼玉県在住の10代~60代以上のインターネットユーザー1,079人。男女比は男性53.0%、女性47.0%、年齢別は10代16.7%、20代18.0%、30代21.5%、40代16.1%、50代15.8%、60代以上11.9%。
全体1,079人のうち企業や組織に勤務している人は56.0%(604人)で、そのうち、勤務地が東京およびその近郊である人は99.5%(601人)だ。
この601人に、当日自宅に帰ることができたかどうか、聞いてみたところ、77.4%(465人)が自宅に「帰れた」と回答した。
そこで、これらの465人に対し、帰宅手段を聞いてみた。
トップは「徒歩」52.7%(245人)で、次いで「電車やバスなどの交通機関」17.8%(83人)、「乗用車」17.6%(82人)だった。
また、帰宅する際に携帯電話やスマートフォンのナビゲーション機能を使ったかどうか聞いてみたところ、「使った」と回答したのは9.0%(42人)だった。
徒歩で帰宅した人が245人もいたわけだから、もっとたくさんの人がナビゲーション機能を活用してもいいはずだが、そうではないようだ。
「使わなかった」と回答した77.2%(359人)は、携帯電話やスマートフォンを持っていないわけではない。なぜ使わなかったのか、ナビゲーション機能を搭載していないタイプの端末だったのか、あるいはアプリを単に購入してないだけだったのか、知りたいところだ。
<調査概要>
- 実施期間: 2011/03/31~2011/04/02
- 有効回答数: 1,079
NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。