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災害時の情報収集に関する調査

災害時に強い「テレビ」と台頭する「オンラインニュースメディア」

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gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震とそれに続く津波は、東北地方や関東地方の広域にわたり、福島の第一原発事故を含む大規模な被害をもたらした。

この影響で、東北地方はもとより、首都圏の交通機関も甚大な被害を受け、11日当日は深夜まで、JR、私鉄、地下鉄すべてが運行を停止した。

このような緊急事態では、正確な情報をいち早く入手することが最重要課題になる。

そこで、インターネットコムとgooリサーチでは、「災害時の情報収集」に関する調査を行ってみた。

調査対象は、全国(一部被災地エリアを除く)10代~60代以上のインターネットユーザー1,138人。男女比は男性52.0%、女性48.0%、年齢別は10代16.3%、20代17.8%、30代21.4%、40代16.5%、50代15.8%、60代以上12.2%。

まず、今回の災害に関連する情報を入手するのに利用したものを聞いてみた。

トップは「テレビ」96.0%(1,092人)で、次いで「新聞」56.9%(648人)、「オンラインニュースメディア」50.0%(569人)だった。

さらに、より正確な情報が得られたものを聞いてみたところ、「テレビ」70.8%(800人)、「新聞」25.2%(285人)、「オンラインニュースメディア」22.6%(255人)の順となった。

インターネットの普及で存在感の薄くなった感のある「テレビ」だが、情報をいち早く映像と音声でブロードキャストするシステムを持つ既存メディア「テレビ」の底力はさすがだ。

一方、「オンラインニュースメディア」も、ユーザーにとっては新聞に次ぐメディアに成長しているようだ。

ところで、災害時に情報を収集するのに便利な機器は何だろうか。

全体1,138人に聞いてみたところ、トップは「携帯電話(PHSを含む)」58.3%(663人)、次いで「携帯ラジオ」46.4%(528人)、「ノートPC」37.5%(427人)という結果になった。

<調査概要>

  • 実施期間: 2011/03/22~2011/03/23
  • 有効回答数: 1,138

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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