
gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査
このレポートはインターネットコムとgooリサーチによる、「携帯電話ユーザーのパソコン利用に関する定期調査」の第25回である。この調査では、携帯電話ユーザーのネット利用をパソコンとの比較をメインに調査していくものである。
今回は第22回と同じく、「サイト閲覧」をテーマに調査を行った。
調査対象は全国10代~50代以上の携帯電話ユーザー1,081人。男女比は男性34.9%、女性65.1%。年齢別は10代6.8%、20代36.0%、30代34.4%、40代16.4%、50代以上6.5%。「モバイルリサーチ」と同様、携帯電話を活用したリアルタイムアンケートで調査を行った。
今回も、パソコンを所有する携帯電話ユーザーが、Webサイトを利用する際に、パソコンと携帯電話のどちらをメインで使っているのかを見てみよう。
パソコンを所有している回答者1,071人に「インターネットのWebサイトを見る際、パソコンと携帯電話のどちらをメインとして利用していますか」との質問を行った。
結果は、「パソコン」75.3%(806人)、「携帯電話」15.3%(164人)だった。これまで若干の変動はあるものの「パソコン」は8割前後、「携帯電話」は1割強という値で遷移している。消費者の使うWeb閲覧デバイスやインターネット接続環境に大きな変化がない限り、今後もこの比率は変わらないのではないだろうか。
また、パソコンを所有していない回答者10人にパソコンの購入予定を尋ねたところ、購入を希望している回答は「購入する予定がある」30.0%(3人)、「欲しいが予定はない」60.0%(6人)で9割を占め、「パソコンを欲しいと思わない」人は10.0%(1人)にとどまった。回答者が少ないので分析には注意を要するが、大半の人がパソコン購入を望んでいるとみてよいだろう。
こうした状況は、パソコンやネットブック、スマートフォンを拡販する糸口になるのではないだろうか。
<調査概要>
- 実施期間: 2011/02/25~2011/02/27
- 有効回答数: 1,081
NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。