モバイルリサーチ第14回：「携帯電話ユーザーのPC利用に関する調査」
メールの利用、パソコンメインの理由は「文字の入力に慣れている」―携帯電話ユーザーのパソコン利用に関する調査（14）
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gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査
このレポートはインターネットコムとgooリサーチによる、「携帯電話ユーザーのパソコン利用に関する定期調査」の第14回である。この調査では、携帯電話ユーザーのネット利用をパソコンとの比較をメインに調査していくものである。
今回は第11回と同じく、「メール」をテーマに調査を行った。
調査対象は全国10代～50代以上の携帯電話ユーザー1,048人。男女比は男性46.5％、女性53.5％。年齢別は10代2.3％、20代26.0％、30代40.3％、40代23.1％、50代以上8.3％。「モバイルリサーチ with goo」と同様、携帯電話を活用したリアルタイムアンケートで調査を行った。
まずは、パソコンを所有している携帯電話ユーザー1,041人（全体の99.3％）に、「Eメールの送受信は、パソコンと携帯電話のどちらをメインとして利用していますか」と尋ねたところ、「パソコン」が39.9％（415人）、「携帯電話」が41.1％（428人）で、若干携帯電話メインというユーザーが多くなっている。
第2回、第5回、第8回、第11回の調査結果を見ると、「パソコン」「携帯電話」ともに40％前後で推移しており、大きな変化は見られない。
次に、「携帯電話」をメインにEメールを利用しているというユーザー428人にその理由を複数回答で聞いた。
回答数が多い上位3つは「いつでも手元にあるから」395人（92.3％）、「手軽だから」325人（75.9％）、「よく連絡する相手のアドレスを携帯電話にしか登録していない」244人（57.0％）となった。
「パソコン」をメインにしているユーザー415人にも同様の質問をしたところ、回答数が多い上位3つは「パソコンのほうが文字の入力に慣れている」338人（81.4％）、「パケット代がかからないから」192人（46.3％）、「手軽だから」162人（39.0％）となっている。
ものすごい速さで携帯メールの入力をしている人をよく見かけるが、「携帯電話のほうが文字の入力に慣れている」という回答者は59人（13.8％）となっており、まだ「パソコンのほうが文字の入力に慣れている」という人のほうが圧倒的に多いようだ。
＜調査概要＞
- 実施期間： 2010/02/22～2010/02/26
- 有効回答数： 1,048
NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果（共同調査含む）等についてはこちらまでお問合せください。
