gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査
このレポートはインターネットコムとgooリサーチによる、「携帯電話ユーザーのパソコン利用に関する定期調査」の第7回である。この調査では、携帯電話ユーザーのネット利用をパソコンとの比較をメインに調査していくものである。今回は第4回と同じく、「サイト閲覧」をテーマに調査を行った。
調査対象は全国10代~50代以上の携帯電話ユーザー1,071人。男女比は男性44.5%、女性55.5%。年齢別は10代2.7%、20代27.7%、30代42.6%、40代21.5%、50代以上5.5%。「モバイルリサーチ with goo」と同様、携帯電話を活用したリアルタイムアンケートで調査を行った。
まず前回同様、パソコンを所有する携帯電話ユーザーが、Webサイトを利用する際に、パソコンと携帯電話のどちらをメインで使っているのかを見てみよう。パソコンを所有している回答者1,057人に「インターネットのWebサイトを見る際、パソコンと携帯電話のどちらをメインとして利用していますか」との質問を行った。
それによると、今回も「パソコン」との回答が圧倒的に多く、86.5%(914人)と前回(84.0%)よりもさらに2.5ポイント増加した。一方「携帯電話」という回答は5.4%(57人)と、前回(8.7%)より3.3ポイント減少した。
続いて、それぞれのユーザーが、どのような理由で携帯電話、あるいはパソコンをメインとしているのかを聞いた。
携帯電話をメインにサイトを閲覧している57人に「サイト閲覧に携帯電話をメインとして利用している理由を教えてください」との質問を行ったところ、前回同様「いつでも手元にあるから」という回答が最多で、96.5%(55人)であった。それに次いで「手軽だから」80.7%(46人)となり、それ以下は1割以下と少数であった。
パソコンをメインとしてサイト閲覧している914人にも同様の質問をしたところ、「携帯電話よりも情報が豊富だから」83.9%(767人)が圧倒的に多く、以下「手軽だから」44.6%(408人)、「よく利用するサイトがパソコンにしか対応していない」31.1%(284人)と続いた。
また、わずかではあるが「携帯電話が苦手だから」6.7%(61人)といった回答もみられた。携帯電話が普及してきたとはいえ、まだまだパソコンでの閲覧が主流のようだ。
<調査概要>
- 実施期間: 2009/06/08~2009/06/10
- 有効回答数: 1,071
NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。