gooリサーチ と 読売新聞 による共同企画調査
読売新聞 2008/04/04 東京本社夕刊本紙
gooリサーチと読売新聞社による共同企画調査<第74弾>
日記について
~女性45%「日記つける」 男性は19%~
この春、新生活のスタートを機に日記をつけようと考えている人も多いのではないでしょうか。日記に対する10〜30歳代の意識を探りました。
調査結果について
普段、日記をつけているかどうか聞いたところ、「つけている」は32%で「つけていない」が68%でした。男女別で見ると、女性で「つけている」が45%となり、男性(19%)を26ポイント上回りました。
ブログ(日記風ホームページ)に詳しい専修大学の山下清美教授は「女性は交換日記で交流を行うなど、男性よりも日記が身近なものであるため」と分析しています。
つけている人につけ方を一つだけ選んでもらうと、トップは「ホームページやブログ」の60%で、2位の「日記帳やノート」29%を大きく引き離しました。「ホームページやブログ」は、特に男性と10歳代で4人に3人が使っていました。「日記帳やノート」は女性の利用が目立ちました。
一方、つけていない理由(複数回答)は「長続きしない」53%、「面倒くさい」52%、「特に記しておくことがない」「時間がない」各30%――などでした。男性は「特に記しておくことがない」が女性より20ポイント多い38%でした。
また、つけているいないにかかわらず日記のメリット(複数回答)を尋ねると、「過去の出来事や考え方を思い出せる」62%、「思い出になる」59%、「1日の出来事を整理できる」46%が上位。全体で5位(20%)の「ストレス発散につながる」は女性では4位(29%)と男性より18ポイント高く、つけている女性では4割がそう感じていました。
「言えないことを書いたり、ネット上で悩みを共有したりと、女性の方が日記をうまく活用しているようです」と山下教授は話しています。
(世論調査部 米川丈士)
◎調査方法
NTTレゾナントのインターネット・アンケートサービス「gooリサーチ」で3月25〜28日に実施、全国の10〜30歳代の男女533人が回答した。
男女比は1:1。職業別の内訳は学生35%、正社員30%、専業主婦・主夫11%などでした。
<調査概要>
- 実施期間: 2008/03/25~2008/03/28
- 有効回答数: 533
NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。