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第35回携帯電話買い替えニーズ調査

携帯電話買い替えニーズ定期リサーチ(35)―400万画素以上のカメラを望む声が1年半前の倍に

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gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査

この「携帯電話買い替えニーズ定期リサーチ」はインターネットコム株式会社とgooリサーチが2004年4月より定期的にレポートしているもので、今回はその第35回目にあたる。今回は、設問を一新した1年半ほど前、2006年7月7日掲載の第26回調査と比較を行い、ユーザーの携帯電話を見るポイントの変化を検証してみたい。

調査対象は、全国の10代から50代以上のインターネットユーザー1,000人。男女比率は、男性:50.80%、女性:49.20%。年齢層分布は、10代:1.20%、20代:15.80%、30代:37.40%、40代:28.80%、50代以上:16.80%。

前回と同様、ユーザーの割合を実際のものとなるべく近づけるため、NTTドコモユーザー:50.80%、au(KDDI)ユーザー:28.10%、ソフトバンクユーザー:16.70%、ウィルコムユーザー:4.40%の割合で調査を行った。

今回の調査では、携帯電話・PHSを買い換える際に「有無を重視する機能」は、「メモリーカード」との回答が最も多く、34.30%(343人)だ。第26回の調査でも同様に「メモリーカード」が最も多く31.90%であった。内蔵カメラの高画素数化などにより、大容量のデータ保存のニーズが減少するということはないようだ。

それに次ぐ「ワンセグ」のニーズは大きく高まっており、第26回の18.50%から、今回は27.20%(272人)と9ポイント近く上昇している。こちらは、対応モデルの増加や、認知度のアップ、インフラの整備などが影響しているのではないかと推測できる。

非常に大きな変化が見られるのがカメラの解像度のニーズだ。「カメラの解像度はどの程度必要ですか」との質問では、26回調査においては200万画素を望む声が最も多く34.50%であったのに対して、今回は300万画素を望む回答が28.90%(289人)で最も多かった。

今回の調査では「400万画素以上」との回答も多く、21.20%(212人)と、第26回調査の11.80%から倍近くにまで増加している。カメラの高画素化はいったいどこまで進んでいくのだろうか。

最後にディスプレイに対するニーズを見よう。「メインディスプレイに関してはどの点にこだわりますか」との質問で、最も回答を集めたのは「サイズ」で63.80%(638人)であった。第26回調査においては58.20%であり、5ポイント以上、サイズにこだわるとの回答が増加している。

なお、「解像度」との回答も増加しており、第26回の42.90%から45.20%(452人)となっている。

日本人の携帯電話の性能へのこだわりは、年を追うごとにますます強くなっているようだ。

<調査概要>

  • 実施期間: 2007/12/20~2007/12/21
  • 有効回答数: 1,000

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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