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Web上における個人情報の取り扱いに関する調査

Web上で個人情報を公開しすぎていませんか?

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gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査

ネット上に安全な場所などどこにもないのかもしれない。招待制のソーシャルネットワーキングサービス「mixi」も先週から「mixiご利用上の注意事項に関して」と題して本名登録に注意を呼びかけている。

インターネットコムとgooリサーチが行った調査で、知人以外の人が見ることのできる形でWeb上に公開している個人情報を聞いたところ、「メールアドレス」、「趣味・嗜好」、「年齢」、「生年月日」、「氏名」などの項目が挙げられた。

調査対象は全国10代~50代のインターネットユーザー1,052人。年齢層は10代2.47%、20代21.96%、30代42.68%、40代23.67%、50代9.22%。男女別構成比は男性43.63%、女性56.37%。

全体1,052人に、企業・店などのサービスを受けるために、自身の個人情報を登録することに何らかの抵抗を感じたことがあるか尋ねたところ、18.54%が「常に感じている」、64.92%が「ときどき感じている」と回答した。それに対して「あまり感じない」は15.21%、「まったく感じたことがない」は1.24%にとどまった。

抵抗を感じたことがある項目は(複数回答)、トップが「クレジットカード番号・銀行口座番号」で982人。これに続いたのは「顔写真」(817人)、「電話番号(自宅)」(734人)、「住所」(703人)、「電話番号(携帯電話)」(682人)など。

それに対し、実際に企業にWebを介して提供したことがある情報は(複数回答)、「メールアドレス(PC)」(976人)、「氏名」(964人)、「住所」(960人)、「生年月日」(943人)、「電話番号(固定)」(894人)といった順になった。

電話番号(自宅)と「住所」は提供する個人情報として抵抗があるにもかかわらず、登録を求められるケースも多いようだ。

さて、BlogやSNSでよく見かけるのが「プロフィール」というページだ。このようなコミュニティサイトでは、比較的気軽に個人の情報が公開されている。ショッピングサイトでの商品購入など以外で個人情報を入力しているWebサイトを尋ねたところ(複数回答)、224人が「ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)」と回答、続いて「Blog」(123人)、「個人ホームページ」(97人)、「その他のコミュニティサイト」(68人)、「掲示板」(30人)、「スケジュール管理サイト」「写真管理サイト」(それぞれ14人)となった。

またWeb上で、知人以外の人が見ることのできる形で公開している個人情報を聞いたところ(複数回答)、766人が「特にない」と回答していたが、「メールアドレス(PC)」(128人)、「趣味・嗜好」(117人)、「年齢」(114人)、「生年月日」(112人)、「氏名」(102人)なども挙げられた。

<調査概要>

  • 実施期間: 2006/10/13~2006/10/15
  • 有効回答数: 1,052

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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