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ブランドに関する直感的なイメージ調査(ハードウェア部門)

直感で聞く「~~ならこのメーカー」、ハードウェアブランドのイメージ調査

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gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査

チョコレートは明治、おやつはカール...そして液晶はシャープなど、その分野において自社がNo.1であることを自負し、言ったもの勝ちで広告にしてしまうことは多い。そこで今回の調査では、さまざまなハードウェアに関して、厳密なシェアや性能には囚われず直感的にイメージするメーカーを聞いてみた。

インターネットコム株式会社とgooリサーチが行った、ハードウェアのブランドに関するイメージ調査(直感リサーチ)によると、"薄型テレビはシャープ"、"デジカメはキャノン"、"携帯用ゲーム機はNINTENDO DS"、"携帯オーディオプレーヤーはアップル"というイメージがあるようだ。

調査対象は、10代~60代の全国インターネットユーザー1,084人。年齢層は10~30代66.14%、40代~60代33.86%。男女別構成比は男性42.53%、女性57.47%。

まずは「薄型テレビ」。"液晶はシャープ"というフレーズをよく聞くが、実際に直感的に思い浮かべるメーカーを尋ねると、やはりトップは「シャープ」の72.05%、圧倒的な強さだ。2位は「松下」で9.32%、3位は「ソニー」(8.21%)と続く。

次は「デジタルカメラ」。こちらは「キヤノン」が55.17%と半数以上を占める。2位は「オリンパス」が健闘して13.47%、3位は「ソニー」の10.33%だった。富士フィルムに松下、ニコンなど、多くのメーカーがひしめくなかで上位3社で約8割に達するのは少し意外な結果だ(あくまでユーザーの直感だが)。

品薄で手に入らない状況が続いており、3月には後継機が出る「NINTENDO DS」。この製品は「携帯用ゲーム機」部門でトップに立った(58.30%)。これに続いたソニーの「PSP」(35.06%)は水をあけられた。

また「携帯オーディオプレーヤー」では、当然のように「アップル」が首位。64.21%が携帯オーディオプレーヤー=iPodと考えているようだが、この結果は同社が2005年11月に発表した「国内シェア約60%」から見てもうなずける。2位は「ソニー」(18.08%)、3位は「アイリバー」(3.51%)だった。

折りたたみ型やカメラ付きが当たり前となっている「携帯電話端末」だが、それらの機能の元祖となったメーカーは強い。1位は初めて折りたたみ型の携帯電話を出した「NEC」(37.27%)、カメラ付き携帯を開拓した「シャープ」は2位(20.11%)となった。3位は「松下」。ラジオやQRコード、音楽再生などに比べて古くからある機能のイメージを引きずりがちなようにも思える。

今回直感で選んでもらった結果が本当にそのメーカーの実力を反映するかはともかく、特定カテゴリを代表するほどのブランドイメージは大きなアドバンテージとなるだろう。気になるのは上で挙げたカテゴリすべてにおいて、「ソニー」が2位または3位にランクしているところだ。かつてなら堂々の1位を保持していた分野もあっただろう。



Q:直感で選んでください。「薄型テレビ(液晶、プラズマ)」といえばどの企業ですか。

Q:直感で選んでください。「デジタルカメラ」といえばどの企業ですか。

Q:直感で選んでください。「(携帯用)ゲーム機」といえばどの製品ですか。


(2006/1/27~29 10代から60代以上のインターネットユーザー1,084人)

<調査概要>

  • 実施期間: 2006/01/26~2006/01/30
  • 有効回答数: 1,084

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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