第22回：携帯電話買い替えニーズ調査

この「アンカーリサーチ with goo」では、gooリサーチと japan.internet.com が共同で、注目されているテーマについて定期的にアンケートを行い、その結果を発表していく。

今回は「携帯電話の買い替えニーズ調査」の結果をレポートする。ちなみに、この調査結果は2004年4月より定期的にレポートしており、今回はその22回目となる。

調査対象は、全国の10代から50代以上のインターネットユーザー1,000人。男女比率は、男性：40.20％、女性：59.80％。年齢層分布は、10代：3.90％、20代：28.00％、30代：40.60％、40代：19.60％、50代以上：7.90％。

前回と同様、ユーザーの割合を実際のものと近づけるため、NTT ドコモユーザー：56.00％、au（KDDI）ユーザー：23.40％、ボーダフォンユーザー：16.80％、ツーカーユーザー：3.80％の割合で調査を行った。

調査結果について

■利用したい機能、「カメラ機能」だけが7割超

携帯電話を買い替える際「かなり重視する」「重視する」が最も多かったのは「ディスプレイのきれいさ・大きさ」だが、前回より若干減って92.60％だった。

各機能の利用意向を聞いたところ、トップは「メガピクセルのカメラ機能」で76.70％。次いで「音楽が聴ける機能」65.80％、「バーコードリーダー機能」と「フルブラウザ機能」が同率で61.90％だった。

■携帯電話の機種変更意向、3割台に減少

今後3か月以内の携帯電話の機種変更意向は、前回より4.20ポイント減って37.80％（378人）だった。一方で、62.20％（622人）には変更意向がなかった。

■携帯電話会社の変更意向、理由は通話料金が4割強

また、今後3か月以内の携帯電話会社の変更意向は前回より0.50ポイント増えて8.70％という結果だった。

変更したい理由は、「通話料金が安い」がトップで43.68%（38人）、「パケット通信料金が安い」の37.93％（33人）、「使いたいサービスや機能が提供されている」の34.48％（30人）と続いた。

会社変更意向がなかった913人に、番号ポータビリティ制度が導入された場合、会社変更をしたいか尋ねたところ「変更したい」と答えた人は、前回より1.25ポイント少なく30.56％だった。

■有料ゲームサイト、利用者が増え約11％

過去1か月以内に着メロ（着うたを含む）の有料ダウンロードサイトを「利用した」人は、前回より0.60ポイント増えて26.30％（263人）だった。

過去1か月以内に有料の携帯向けゲームサイトを「利用した」人は、前回より1ポイント減って9.8％（98人）だった。

最もよく利用する携帯用ゲームは「パズルゲーム」がトップで32.65％だった。

■携帯電話ショッピングのトップは衣類・ファッション

そのほか、過去1か月以内に携帯電話でショッピングサイト（チケット予約、着メロ、ゲームのダウンロード、宿泊予約を除く）を「利用した」人は6.50％（65人）。

購入した商品は「衣類・ファッション」が27.69％（18人）と最も多く、「CD・DVD・ビデオ」が20.00％（13人）、「書籍」が16.92％（11人）と続いた。

次回のアンカーリサーチ with goo では、「Blog に関する調査」の第22回目をレポートする。（調査協力：japan.internet.com）