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原子力と電力自由化に関するアンケート【第二弾】

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核燃サイクルすべき-半数以上で変わらず

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gooリサーチ と 日刊工業新聞 による共同企画調査

日刊工業新聞2004年8月25日第28面より

gooリサーチと日刊工業新聞による共同企画調査<第4弾>

原子力と電力自由化に関するアンケート【第二弾】

~核燃サイクルすべき---半数以上で変わらず~

日刊工業新聞社とNTTレゾナントは共同で関電の蒸気噴出事故の前と後に、原子力に関して「goo」リサーチを利用したウェブアンケートを実施した。

調査結果について

「原子力を身近に感じる問題」と答えた人の比率が事故前の18.3%から事故後は34.3%にほぼ倍増した。また「関心はあるがわかりにくい」と答えた人の比率は事故前の60.4%から事故後は43.1%と大きく減少。事故によって原子力に対する関心が高まり、同時に原子力という技術に対する理解が進んだことが浮かび上がってきた。

あなたにとって原子力の問題は身近な問題ですか。

一方、原発に関して肯定派か否定派かを尋ねたところ、事故前と事故後ではあまり大きな差は見られなかった。事故前数値は肯定派が33.7%、否定派が20.6%。事故後は肯定派が33.4%、否定派が22.1%だった。

原子力発電について、あなたは肯定派ですか、それとも否定派ですか。

核燃料サイクルも「リサイクルを考えるべきだ」とする答えは事故前の56.6%に対して事故後は59.3%。「直接処分すべきだ」は事故前の14.3%に対して13.0%でほとんど差が見られなかった。

なお関西電力の今回の事故について「危機管理がうまく機能していると思うか」との問いには「思う」が4.8%、「思わない」が60.4%。さらに同様事故の際のトップの責任の取り方については「原因究明」が49.9%、「しかるべき時期に辞任する」が40.7%だった。

現在、核燃料サイクルの議論がすすめられています。あなたはリサイクルと直接処分とどちらを支持しますか。

今回のように死者の出るような事故が発生した場合、経営トップの責任のとり方についてどのようなお考えをお持ちですか。

<調査概要>

  • 実施期間: 2004/08/18~2004/08/20,
  • 有効回答数: 1,409

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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