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震災後の節電意識が高くなった人7割以上

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平成23年7月27日

NTTレゾナント株式会社

節電に関する調査結果

~震災後の節電意識が高くなった人7割以上~

インターネットアンケート・サービスを提供する「gooリサーチ」は、「gooリサーチ」の登録モニターの中から消費者モニターを対象に「節電に関する調査」を実施しました。有効回答者数は1080名でした。

総括

今回の調査は、節電についての調査を行いました。

全体のうち震災後の節電意識について、全体では震災前よりも7割以上の人の節電意識が高くなっていることがわかりました。また、節電行動では、「照明等、電源をこまめに消すようにしている(64.0%)」が一番高く、継続的に実行されており、身近で実行しやすい節電行動が高い傾向にあるようです。

企業の節電対策について、企業の節電対策はどの程度重要だと思うかと聞いたところ、全体では8割以上もの人が企業の節電対策を重要だと思っています。企業が実施/検討している節電対策の中で、節電に効果的だと思うものでは、「室内温度の温度設定を上げる(45.2%)」「屋外看板、照明等の消灯(40.5%)」の順となり、目で見たり感じたりできるような、わかりやすい企業の節電対策に対して、効果を期待しているようです。

原子力発電を今後どのように利用すべきだと思うかと聞いたところ、全体では8割以上もの人が現状よりも減らしていきたいと言う意向がある事がわかりました。また、電力及びエネルギーを考える上で、重要だと思うことは何かと聞いたところ、全体では「安全性(73.5%)」「安定供給(67.0%)」「環境にやさしい(49.6%)」の順となり、今後の電力及びエネルギーを考える上で、期待するものを聞いたところ、全体では「太陽光発電(69.0%)」「太陽熱利用(47.7%)」「風力発電(45.4%)」の順となりました。一方で、「原子力(7.4%)」は低い結果となっています。

調査概要

1. 調査対象 「gooリサーチ」登録モニター
2. 調査方法 非公開型インターネットアンケート
3. 調査期間 平成23年7月4日~7月7日
4. 有効回答者数 1080名
5. 回答者の属性 【性別】
男性 50.2%、女性 49.8%

【年代】
10代 19.5%、20代 20.3%、30代 19.9%、40代 20.2%、50代以上 20.1%

調査結果のポイント

(1) 震災後の節電意識が高くなった人77.0%

震災後の節電意識は、全体では「節電意識が高くなった(26.9%)」「節電意識が少し高くなった(50.1%)」となり、震災前よりも7割以上の人の節電意識が高くなっていることがわかった。
また、節電行動では、「照明等、電源をこまめに消すようにしている(64.0%)」が一番高く、継続的に実行されている。

(2) 企業の節電対策は重要だと思う人84.2%

企業の節電対策について、企業の節電対策はどの程度重要だと思うかと聞いたところ、全体では「非常に重要(40.8%)」「ある程度重要(43.4%)」と、8割以上もの人が企業の節電対策を重要だと思っていることがわかった。
また、節電に効果的だと思うものでは、「室内温度の温度設定を上げる(45.2%)」が一番高かった。

(3) 原子力発電減らす傾向84.9%

原子力発電を今後どのように利用すべきだと思うかと聞いたところ、全体では「すべて停止し、今後利用しない(8.1%)」「他の発電への移行を前提とし、減らしていく(50.2%)」「リスクが高いとされるものだけを停止し、利用をする(26.6%)」と、8割以上もの人が現状よりも減らす意向がある事がわかった。

また、電力及びエネルギーを考える上で、重要だと思うことは何かと聞いたところ、全体では「安全性(73.5%)」が1番高くなり、今後の電力及びエネルギーを考える上で、期待するものを聞いたところ、全体では「太陽光発電(69.0%)」が1番高くなった。

調査結果データ

(1)震災後の節電意識について

震災後の節電意識は、全体では「節電意識が高くなった(26.9%)」「節電意識が少し高くなった(50.1%)」となり、震災前よりも7割以上の人の節電意識が高くなっている。性年代別では、30代女性が「節電意識が高くなった(28.0%)」「節電意識が少し高くなった(58.9%)」と一番高く、20代男性が「節電意識が高くなった(20.9%)」「節電意識が少し高くなった(42.7%)」と一番低かった。【図1-1】

震災後、今も継続している節電行動は、「照明等、電源をこまめに消すようにしている(64.0%)」「エアコンの温度設定を控えめにした(51.8%)」の順となった。【図1-2】

【図1-1】 節電意識について、震災前と比べてどのようになりましたか。(性年代別)<SA>

【図1-1】	節電意識について、震災前と比べてどのようになりましたか。(性年代別)<SA>

【図1-2】今も継続している節電行動について、お答えください。<MA>

【図1-2】今も継続している節電行動について、お答えください。<MA>

(2)企業の節電対策について

企業の節電対策について、企業の節電対策はどの程度重要だと思うかと聞いたところ、全体では「非常に重要(40.8%)」「ある程度重要(43.4%)」と、8割以上もの人が企業の節電対策を重要だと思っている。性年代別では、30代女性が、「非常に重要(46.7%)」「ある程度重要(45.8%)」と一番高く、30代男性が、「非常に重要(29.6%)」「ある程度重要(47.2%)」と一番低かった。【図2-1】

また、企業が実施/検討している節電対策の中で、節電に効果的だと思うものでは、「室内温度の温度設定を上げる(45.2%)」「屋外看板、照明等の消灯(40.5%)」の順となった。【図2-2】

【図2-1】企業の節電対策はどの程度重要だと思いますか。<SA>

【図2-1】企業の節電対策はどの程度重要だと思いますか。<SA>

【図2-2】企業が実施/検討している節電対策の中で、節電に効果的だと思うものを3つまでお答えください。<MA>

【図2-2】企業が実施/検討している節電対策の中で、節電に効果的だと思うものを3つまでお答えください。<MA>

(3)原子力発電と次世代エネルギーについて

原子力発電を今後どのように利用すべきだと思うかと聞いたところ、全体では「すべて停止し、今後利用しない(8.1%)」「他の発電への移行を前提とし、減らしていく(50.2%)」「リスクが高いとされるものだけを停止し、利用をする(26.6%)」と、8割以上の人が現状よりも減らす意向がある事がわかった。性年代別では、50代以上女性が、「すべて停止し、今後利用しない(9.2%)」「他の発電への移行を前提とし、減らしていく(64.2%)」「リスクが高いとされるものだけを停止し、利用をする(22.0%)」と一番高かった。【図3-1】

また、電力及びエネルギーを考える上で、重要だと思うことは何かと聞いたところ、全体では「安全性(73.5%)」「安定供給(67.0%)」「環境にやさしい(49.6%)」の順となった。【図3-2】

今後の電力及びエネルギーを考える上で、期待するものを聞いたところ、全体では「太陽光発電(69.0%)」「太陽熱利用(47.7%)」「風力発電(45.4%)」の順となった。【図3-3】

【図3-1】原子力発電を今後どのように利用すべきだと思いますか。<SA>

【図3-1】原子力発電を今後どのように利用すべきだと思いますか。<SA>

【図3-2】電力及びエネルギーを考える上で、重要だと思うことは何ですか。<MA>

【図3-2】電力及びエネルギーを考える上で、重要だと思うことは何ですか。<MA>

【図3-3】今後の電力及びエネルギーを考える上で、期待するものは何ですか。<MA>

【図3-3】今後の電力及びエネルギーを考える上で、期待するものは何ですか。<MA>

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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