1999年7月22日から8月5日まで、ポータルサイトgoo上で「自動車に関するアンケート」調査を実施した。回答者数は8,165名であった。
調査概要
1. 調査対象 | インターネットユーザー |
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2. 調査方法 | 「goo」上で実施されたオンラインサーベイ(Web上での自記入チェック式調査) |
3. 調査実施期間 | 1999年7月22日〜8月5日 |
4. 有効回収サンプル数 | 8,165名 |
調査結果データ
(1) 主要な耐久消費財への興味・関心
主要な耐久消費財への興味・関心という面では、インターネットユーザーという特性を反映してパソコン・情報端末への関心が特に高い。それに続くのが自動車で、回答者の4人に1人(24.3%)は「大いに関心がある」。これは携帯電話やAV機器の6人に1人(各々16.5%)を大きく上回っている。
【問1】次のモノにいまどのくらい興味・関心がありますか。
また、回答者の3人に1人(34.3%)は半年前と比較して自動車に対する興味・関心が高まっており、興味・関心が減少したのは回答者の9人に1人(10.9%)に過ぎない。
【問2】上の5つの品目への興味・関心は、半年前と比べてどう変化しましたか。
(2) 自動車への興味・関心
自動車への興味・関心が減っている回答者はその理由として、「新車を購入したから」(32.2%)、「金銭的に余裕がない」(27.4%)、「他に欲しいモノができた」(15.0%)を挙げている。特にここでは経済的な理由と、他の商品への関心の流失が比較的上位であることに注目する必要があろう。
【問3-1】自動車への関心が「やや弱くなった・弱くなった」とお答えの方へ。
どうして関心が低くなったのですか。
自動車への興味・関心が増している回答者はその理由として、「自動車にもともと興味がある」(28.3%)、「車検の時期が近づいた」(16.3%)を挙げる。これら2つの回答が、「興味ある新車が発売されたから」(12.3%)という理由よりも上位に来ることが課題。メーカーの魅力ある車づくりへの一層の奮起が期待される。
【問3-2】自動車への関心が「かなり強くなった・やや強くなった」とお答えの方へ。
どうして関心が高くなったのですか。
(3) 自動車関連のホームページ
自動車関連のホームページについては、過半数の回答者(52.1%)が見た経験を有する。自身の自動車購入にインターネットをどう使うかについては、価格も含めて情報収集の手段に留め、交渉は従来通りディーラーへ足を運んで、とする回答者が圧倒的(82.6%)。一方で、ネット上で直接自ら条件交渉をする、あるいはネット上で代理者に任せる、とする回答者も存在しており(15.0%)、注目されるところである。
【問8】あなた自身のホームページを使った自動車購入の可能性についてうかがいます。
次に自動車を購入する際、ホームページをどのように使いたいと思いますか
(4) 地球環境意識
地球環境意識の高まりによって自身の自動車購入意識も影響された、と65.4%の回答者が考えており、具体的には「低公害車の購入を検討する」(45.7%)、「燃費の良さに重点を置いて新車の購入を検討する」(44.0%)といった回答が目立った。ただ、低公害車の購入のためには、ガソリン車並みの購入価格・ランニングコスト、スタンドの整備など、様々な条件整備を過半数の回答者が求めており、メーカーの開発努力に加えて、自動車販売の回復による景気浮揚効果という観点からも、公的施策が併せて期待されるところである。
【問9】地球環境問題が近年叫ばれていますが、
あなた自身の自動車購入に対する考え方も、環境問題に影響を受けていますか。
【問10】問9で大いに影響を受けている・どちらかといえば受けているとお答えの方へ。
それはどのようなことですか。
(5) 回答者のプロフィール
性別
年代
NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。