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第3回 新映像サービスに関する調査

伸び悩む「スマート TV」認知度、利用者が増える「Hulu」

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gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査

このレポートは、インターネットコムとgooリサーチが携帯電話やインターネットを活用したアンケート調査を定期的に行い、その結果を発表するものである。
今回は「新映像サービス」について調査した第3回である。

調査対象は全国10代~50代以上のインターネットユーザー1,079人。男女比は男性53.2%、女性46.8%。年代比は10代13.8%、20代15.2%、30代21.4%、40代17.3%、50代以上32.3%。

まず、今回も「スマートTV」という言葉の認知度を確認する。知っているかどうか尋ねたところ、「見聞きしたことがあり、意味も理解している」人は9.3%(前回9.5%)、「見聞きしたことはあるが、意味は分からない」人は46.0%(同46.7%)、「知らない」人は44.8%(同43.8%)だった。前回の結果から認知度は順調に上昇していくかと予想したが、大きな変化はなかった。これから多くの人がスマートTVを認識するようになるには、現在の状況のままでは時間がかかるのだろうか。

次に、スマートTVに限定せずインターネット経由で映像番組/コンテンツを視聴している241人(全体の22.3%)に、具体的なサービス/製品を質問してみた。回答の上位3項目は、「YouTube」(89.6%)、「ニコニコ動画/ニコニコ生放送」(53.9%)、「Ustream」(24.1%)の順。いずれも利用率が減少傾向にあるようだ。これに対し、「Hulu」は9.1%で、前々回の5.3%、前回の8.3%に比べて徐々にだが増えている。

実際Huluの利用者は着実に増加しているようで、その影響がこの調査結果にも現れたのだろう。今後も調査を継続し、これからの推移を見守りたい。

<調査概要>

  • 実施期間: 2013/06/24~2013/06/27
  • 有効回答数: 1,079

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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