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クラウドサービスに関する調査

クラウドサービス利用の約9割近くは「Webメール」、オンラインストレージは「バックアップのため」

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gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査

フリーズしたPCを再起動させると、作業中のデータが消えてしまった・・・。このような場合に備えて、データのバックアップを取る人も多いが、最近はCD-ROMやHDD以外に、クラウドサービスを利用してデータを保存する人も多いという。では、現在、どの程度の人がクラウドサービスを利用しているのだろうか。そこで、インターネットコムとgooリサーチでは「クラウドサービス」に関する調査を行った。

調査対象は、全国10代~60代以上のインターネットユーザー1,094人。男女比は男性53.3%、女性46.7%。年代比は10代13.2%、20代15.6%、30代21.4%、40代17.6%、50代14.6%、60代以上17.6%。

まず全体の1,081人に、クラウドサービスを知っているかどうか聞いたところ、444人(40.6%)が「知っている」と回答した。次に、クラウドサービスを知っていると答えた444人に利用しているかどうかを聞いたところ、「利用している」と回答した人は197人(44.4%)だった。

では、実際にどのようなクラウドサービスを利用する人が多いのだろうか。サービスを実際に利用している197人に対して複数回答で聞くと、「Webメール(gmail、hotmail、yahooメールなど)」の回答が171人(86.8%)と利用者全体の約9割近くを占め、次いで「オンラインストレージ(dropbox、skydriveなど)」が131人(66.5%)、「写真/動画共有サービス(フォト蔵、youtubeなど」が96人(48.7%)、「会社/学校などのクラウドサービス」が17人(8.6%)、「その他」が10人(5.1%)という結果が得られた。利用者の大半はWebメールを利用しているようだ。

次に、オンラインラインストレージを利用する131人に、どのデバイスから利用するか複数回答で聞いたところ、「PC端末」が118人(90.1%)と最も多く、「スマートフォン」が76人(58.0%)、「タブレット端末」が44人(33.6%)となった。

また、オンラインストレージサービスを利用する理由も聞くと、「データのバックアップを取っておくため」という回答が99人(75.6%)と最も多く、「複数のPCでデータ管理を行わないといけないため」が68人(51.9%)、「友人/知人などとデータを共有するため」が38人(29.0%)、「持っているPCのHDD容量が不足しているため」が18人(13.7%)、「その他」が4人(3.1%)という結果だった。

今回の調査から、クラウドサービス利用者のうち、Webメールを利用する人が約9割近くと最も多く、次いで利用者の多いオンラインストレージサービスは、データのバックアップ目的で利用する人が約7割という結果が得られた。

<調査概要>

  • 実施期間: 2013/01/22~2013/01/25
  • 有効回答数: 1,094

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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