
gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査
電車に乗っていると、携帯電話をいじっている姿をよく見かける。することがなくて、つい携帯電話やスマートフォンなどをいじってしまう人も多いのではないだろうか。
車内での通話や混雑時の使用など最低限のマナーは守る必要があるが、やはり現代人にとって、移動時間を有効に使うためには携帯電話やスマートフォン、あるいはタブレットPCなどは欠かせないものとなっている。公共交通機関利用者は、これら携帯機器をどのように使っているのだろうか。
そこで、インターネットコムとgooリサーチでは、「交通機関利用時の携帯電話などの使用用途」に関する調査を行ってみた。
調査対象は、全国10代~60代以上のインターネットユーザー1,086人。男女比は男性53.2%、女性46.8%、年齢別は10代16.6%、20代18.3%、30代21.9%、40代15.7%、50代15.8%、60代以上11.6%。
まず、主に使用している携帯端末を聞いたところ、全体1,086人の69.0%にあたる749人が「携帯電話(スマートフォン以外)」と答えた。「スマートフォン」の回答者は26.6%で289人しかおらず、依然として携帯電話の使用者が多い。なお「その他」は、0.4%にあたる4人が回答した。
次に、この「携帯機器を利用している」1042人に「利用している公共交通機関」を複数回答で聞いてみたところ、「電車」が701人と最も多く、次いで「バス」が379人、「タクシー」は128人となった。これら公共交通機関を利用している回答者760人に、「交通機関の利用時の一日の平均所要時間」を聞くと、「10分以上30分未満」が全体の27.4%にあたる208人で最も多く、次いで「30分以上60分未満」は26.6%にあたる202人が回答した。これは全体の50%以上が60分未満の時間で交通機関を利用している、ということだ。
続いて、同じく760人に対して、「移動中の携帯電話/スマートフォンの使用用途」について複数回答で聞いてみた。最も多かったのは「メールの確認」で678人、次いで「ニュースの閲覧」が352人、「スケジュールの確認」には247人が回答した。やはり、移動時間などの空き時間を使ってメールをやり取りする人が多いようだ。また、「Twitter/FacebookなどSNSの閲覧」には201人が回答しているが、スマートフォンの普及に伴い、今後増加していくのではないだろうか。
本調査ではこのほか、乗換案内/タクシー配車アプリの利用頻度や、移動中に使用/閲覧する携帯電話/スマートフォン以外のツールなどについて聞いている。
<調査概要>
- 実施期間: 2012/02/28~2012/03/01
- 有効回答数: 1,086
NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。