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オンライン語学学習サービスに関する調査

オンライン語学学習サービス、利用者数はまだまだ伸びず

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gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査

近年では、英語を社内の公用語にする企業が出てくるなど、語学学習の必要性が多いに増しているが、それにともなって、オンラインで講師と会話ができるなどのオンライン語学学習サービスサイトも多く存在するようになった。

インターネットユーザーは、このサービスをどのようにとらえているのだろうか。インターネットコムでは、gooリサーチと協力して、オンライン語学学習サービスに関するアンケート調査を実施、その結果をまとめた。

調査対象は、全国10代~60代以上のインターネットユーザー1,088人。男女比は、男性53.1%、女性46.9%。年齢別は、10代16.8%、20代17.5%、30代21.5%、40代16.5%、50代15.4%、60代以上12.3%。

まずは、回答者全体にオンライン語学学習サービスを行っているサイトがあることを知っているかどうか、聞いた。

この質問に、「知っている」と答えた回答者は39.2%(427人)だった。回答者全員がインターネットユーザーであることを考慮すれば、決して認知度が高いとはいえない結果となった。

では、オンライン語学学習サービスを認知していたインターネットユーザー(427人)のうちどの程度のユーザーが実際に、このサービスを利用しているのだろうか。

「利用している」と答えたユーザーは、10.3%(44人)しかいなかった。これは、全体で見ると、約4%程度の利用率となる。語学学習が注目を集めていることを考えると、まだまだ認知率、利用率ともに低いといわざるえない。

オンライン語学学習サービスには、有料のものと無料のものが存在するが、オンラインサービス語学サービスのユーザーはどちらを選択しているのだろうか。

オンライン語学学習サービスのユーザー(44人)のうち、「有料」サービスを利用しているユーザーは27.3%(12人)、「無料」のサービスを利用しているユーザーは63.6%(28人)だった。また、「有料、無料どちらも利用している」と答えたユーザーは4.5%(2人)いた。

たいていの場合、有料サービスのほうが無料のものよりサービスは充実しているが、ユーザーの多くは無料のものに流されていることがわかる。

今後は、語学学習サイトは、有料、無料を問わずオンライン語学学習サービスの利便性をユーザーにもっと伝えるなどの努力が必要となる。また、有料サービスは学習効果やコストパフォーマンスが高いことを積極的にアピールすることで、無料サービスとの差別化を図ることが重要だろう。

<調査概要>

  • 実施期間: 2011/02/03~2011/02/05
  • 有効回答数: 1,088

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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