gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査
地球温暖化防止や経済の活性化、地上デジタル放送対応のテレビの普及を目的として施行されたエコポイント制度だが、インターネットユーザーはこの制度をどのように評価しているだろうか。
インターネットコムでは、gooリサーチと協力して、エコポイントに関するアンケート調査を実施、その結果をまとめた。
調査対象は、全国10代~60代以上のインターネットユーザー1,089人。男女比は、男性53.0%、女性47.0%。年齢別は、10代16.4%、20代18.4%、30代21.7%、40代16.0%、50代15.7%、60代以上11.8%。
まずは、「エコポイント」について知っているのかどうか、回答者全員に聞いた。
政府によって大々的に取り組まれてきた事業だけあって、「知っている」と答えた回答者は89.7%(977人)で、「聞いたことはある」(9.6%、104人)と合わせると、大部分の人が認知していることが分かる。
次に、エコポイントを知っていた977人に、エコポイント対象製品の購入意向があるか聞いた。
この質問に対しては、「すでに購入したが、まだ検討している」とした回答者(14.0%、137人)と「まだ購入していないが、検討している」とした回答者(13.3%、130人)を合わせると、27.3%(267人)となる。3割近くの人がエコポイントを利用して家電を購入しようとしているようだ。
また、「もう購入したので、検討していない」回答者が44.5%(435人)いたことから、すでにエコポイント対象製品購入者は、58.5%に達すると分かった。
さらに、同じ977人に、金融危機対策や地球温暖化対策として施行されたエコポイント制度が有効に作用したと思うかどうか聞いた。
肯定的な「とても/ある程度そう思う」という回答は、それぞれ14.5%(142人)、50.2%(490人)となり、合わせると過半数以上の回答者がエコポイント制度を評価しているようだ。
<調査概要>
- 実施期間: 2010/12/03~2010/12/06
- 有効回答数: 1,089
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