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電子書籍に関する調査

iPadやkindle、電子書籍を読む端末で苦しい結果に

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gooリサーチ と japan.internet.com による共同企画調査

大ヒットとなったiPadやkindleなどの登場で、電子書籍の存在感はますます大きくなってきているように感じる。

一般ユーザーは電子書籍をどう考えているのだろうか。

インターネットコムでは、gooリサーチと協力して、電子書籍に関するアンケート調査を実施、その結果をまとめた。

調査対象は、全国10代~60代以上のインターネットユーザー1,097人。男女比は、男性52.6%、女性47.4%。年齢別は、10代16.6%、20代18.2%、30代21.2%、40代16.4%、50代15.6%、60代以上11.9%。

まずは、電子書籍を知っていると答えた91.9%(1,008人)に、実際に電子書籍を読んだことがあるか聞いてみた。

「はい」と答えた回答者は、29.5%(297人)、「いいえ」と答えた回答者は、70.5%(711人)となった。実際に電子書籍を読んだことがあるユーザーは3割未満で、話題になっている割には少ない印象を受ける。

次に、「はい」と答えた297人に、電子書籍を読む端末には何を使っているのか聞いた。

人気となったのが、やはり「PC」と「携帯電話」だった。この2つの端末は、それぞれ回答者が59.9%(178人)と43.8%(130人)で、他の端末に大きな差をつけていた。

対照的に、まだまだ普及していないということなのか、「スマートフォン」や「タブレット型端末(iPadなど)」「電子書籍専用リーダー(kindleなど)」のような、より電子書籍を読むのに適しているであろう端末は、それぞれ18.2%(54人)、6.7%(20人)、2.4%(7人)という寂しい結果となっていた。

同じく電子書籍を読んだことがある297人に、電子書籍でよく読むジャンルを聞いた。

最も人気が高かったのが、「コミックス」(50.5%、150人)であった。それに続いたのが「文芸・小説」(45.5%、135人)であったことからも、電子書籍では、「実用書」や「ビジネス書」のような比較的難しい内容のものよりも、分かりやすいもののほうが好まれているようだ。

<調査概要>

  • 実施期間: 2010/10/26~2010/11/01
  • 有効回答数: 1,097

NTTコム リサーチは、平成24年10月1日にエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社からNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社へ事業譲渡され、平成25年12月9日にgooリサーチより名称変更いたしました。gooリサーチの調査結果(共同調査含む)等についてはこちらまでお問合せください。

この調査結果の単純集計を無料にて提供しています。

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